本記事はRISU Japan㈱様より献本いただき作成しています。
子育ての正解って何?
日々迷いながら、葛藤しながら子育てしているあなたへ。
私も同じです。
幼児教育ブログ書いているけれど、子どもの気になる言動やネットやテレビの溢れる情報を見聞きした時、ふっと私の心に不安や迷いが出てきます。
しかし、今回「16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ」を読んでみたところ、私の中にあったモヤモヤとした子育てに対する不安や悩みが減りました。
なぜなら、私が行っている「おうち幼児教育」の中で特に大切にしている【好奇心・実体験】が、脳科学的にも良いということが分かったからです。
自分のフィーリングで感じていたことや、経験には科学的根拠があった。
そして、これから迎える小学生~思春期に私はどのように子どもと接していけばいいのか。
不安に思っていたことに対する一つの答えも書いてありました。
今回は、
- 「『賢い子』に育てる究極のコツ」の内容
- 私の子育ての振り返り
- 今後取り入れたいこと
の3点についてまとめました。
\こんな方におすすめな本です/
- 出産を控えていて子どもの教育に不安がある方
- 子どもの教育について自分なりに調べたけれど、何が良いのか分からなくなったしまった方
- 「賢い子」を育てるために日常生活の中で具体的にできることを知りたい方
- 本ブログ「ハハトコtime」のコンセプトに共感頂いている方
「『賢い子』に育てる究極のコツ」について
作者は脳医学者の瀧靖之(たき・やすゆき)先生。
専門は認知症です。
認知症の研究をするうちに、16万人以上の脳のMRIデータから、新事実が分かってきたそう。
それは…
“どういうふうに育ててきた子供が賢くなるのか”
ということ。
私はこの一文と本のタイトルに一気に引き付けられてしまいました。
目次を眺めるだけでも気になることばかり。
私たち親が、普段から悩んだり不安に思う問題に対する一つの答えが記されていました。
- 「脳を育てる」子育て法
- 子どもが賢くなる三つの秘密道具
- 脳の発達から見た才能の伸ばし方
- 心・体・脳の一生の健康を作るために親ができること
- すぐに取り入れられるおすすめの生活習慣
ポイントは、方法論を語っているのではなく、「コツ」を教えてくれているところ。
だから、コツを押さえ、子どもに合わせてどのよう応用していくのか、親が考える必要があります。
また、脳科学の観点から書かれていると聞くと難しそう…と印象を受けますが、専門的なこともかみ砕いて書いてくれているのでとても読みやすい文章。
「賢い子」に育てるために、高額な教材や習い事漬けにする必要はなく、今日からできる日常生活の中での子どもとのかかわり方という観点からアプローチされています。
「賢い子」を育てる究極のコツの内容
本を読んでグッと私の心に刺さった内容をざっとご紹介します。
「賢い子」ってなに?
「賢い子」とは、勉強ができる・成績が良いというだけでなく、自ら考え行動できる子・夢や目標に向かって努力し着実に歩んでいける子です。
「賢い子」を育てるために大切なこと
「賢い子」を育てるために大切なことは、【好奇心を伸ばすこと】です。
「好奇心を伸ばすこと」=「脳を伸ばすこと」。
将来的には脳の老化速度や、認知症のリスクの差にもつながってくるとみられています。
好奇心を伸ばすために一番良いもの。
それは、図鑑!
そして図鑑で得た知識を実体験と結び付けてあげることが大切。
バーチャルな知識とリアルな体験が結び付くと、子どものワクワクは大きくなり、
知ること=喜び・楽しさを感じ、脳の成長につながる。
脳の成長と習い事問題
子どもとの生活に余裕が出てくると考えるのが「習い事」。
今は選択肢がたくさんありますよね?
子どもの可能性を最大限引き出してあげたいから、気になるものは全部やる!というご家庭も中にはあるかもしれません。
でも、時間的にも金銭的にも何か一つ二つに絞りたいというご家庭が多いはず。
習い事を選ぶ際どうしたらいいのか。
「『賢い子』に育てる究極のコツ」では脳の成長年齢に合わせて選ぶことが紹介されています。
なぜなら、脳の成長の特徴として伸ばしたい能力によって成長の始まるタイミングが違うからです。
年齢 | 伸びる領域 | おすすめの取り組み |
0~2才 | 視覚・聴覚 | 図鑑・絵本・音楽 |
3~5才 | 手先の器用さ 細かい動きを伴う運動 |
楽器・スポーツ |
8~10才 | 言語 | 語学 |
10才~思春期 | 高次認知機能※ | コミュニケーション |
※高次認知機能とは、考える、判断・計画・決定・洞察する、コミュニケーションをとるといったこと。
自制心やルールを守ることも含まれ、思いやり・気遣いを介したより高度な人間関係を築けるようになるのがこの時期。
上の表のように、
脳の発達年齢に合わせて習い事を選び・変えていくことが、
・時間もお金もなるべくかけずに
・子ども自身のが感じが感じる学習ストレスを大幅に減らしながら子どもの能力を効率的に伸ばせるコツ。
自分の子育てを振り返ってみた
「『賢い子』に育てる究極のコツ」を読んだ時点で、息子は5才・娘は3才。
これまでの私の子育てはどうだったのか…振り返ってみました。
実践中の好奇心を伸ばす取り組み
ハハトコtimeのコンセプトの記事でもお話したように、私の幼児教育の目的は、子どもたちの「好き」や「得意」をグーンと伸ばすこと。
そして、将来好きな道を自分で切り開いていける人になってほしい。
だから親子で楽しくできるおうち幼児教育を実践中。
好奇心を育てる取り組みは、「食育・台所育児」や「地図育」を取り入れています。
図鑑に関するエピソード
図鑑は息子が2才のころに初めて購入。
乗り物好きな息子に選んだのは、「のりものなんでもNo.1」でした。
家にいるときは一緒に眺め、外へ行く時も持ち歩き、消防署の前で図鑑と実際の消防車を見比べたりしていました。
そして、消防署に頻繁に通って車両を見ていたら、隊員の方が声をかけてくれて実際のポンプ車に乗せてもらうことができたんです。
今も息子の興味に合わせて図鑑を少しずつ揃えていっているところ。
集めはじめて3年。やっと7冊になりました。
こうした図鑑類は「『賢い子』に育てる究極のコツ」で紹介されている通り、なぜなぜ期にとても役立ちました。
関連記事:なぜなぜ期◆子供の「なんで?」にどう答える?知的好奇心がグッと育つ対応法!
疑問に思ったことは調べる習慣が少しずつついてきていますし、絵本のように普段からパラパラめくって眺めています。
また、図鑑ってカタカナが読めないと肝心な名前(学名など)が分からないですよね?
2才から図鑑を手にしていたことで、カタカナを読めるようになりたいという思いが自然を芽生えた息子。
大好きなトーマス図鑑を与えたら、あっという間に覚えて図鑑のカタカナも読めるようになりました。
関連記事:息子がカタカナを読めるようになった理由。タイミングと教え方
習い事の選び方
息子の通信教育は実体験から学ぶことに重きを置くZ会を選択。
ぺあぜっとで紙面で学び考えながら、実際に実験や体験をして学習を進めています。
関連記事:Z会の取り組み記録
また、直接先生から教えてもらえる習い事としてはピアノを選びました。
関連記事:息子の習い事はピアノに決定!ピアノ教室の選び方とかかる費用
娘は、ピアノのようにじっと座っているよりも、体を動かすものの方が向いていそうなので、初めての習い事には「ダンス」を検討しているところです。
ダンスも音楽を耳で聞きながら体を動かすので、幼児期にぴったりの習い事かなと思いました。
今後取り入れていきたいこと
これまで行ってきた好奇心を伸ばす取り組みを続けつつ、以下の3点を新たに取り入れていきます。
- 生活習慣
- 兄弟間・男女の脳の違いを理解した声掛けと関わり方
生活習慣
「『賢い子』に育てる究極のコツ」には、以下の2点も書かれています。
- 食事や睡眠をどのようにしてあげるのがベストなのか
- ゲームやスマホとのかかわり方
今は素直に(?)私の話を聞いてくれ、1日のほとんどの時間を一緒に過ごす子供たち。
でも、この先学年が上がっていくと、学校や友達と過ごす時間が多くなってきます。
子どもたちが大きくなった時、私ができることは生活習慣を整えること。
食事・睡眠を適切にできるように声かけ等していきたい。
また、私が今一番気になっているのは、ゲームやスマホとのかかわり方。
これから先、時代的にも避けては通れないはず。
本書を参考に、私もコツを押さえて実施するようにしていきたいです。
兄弟間の違い・男女の脳の違いを理解した、声掛けやかかわり方
みさき家は子どもが二人。性別は違うけど、似ているところもたくさんあります。
でも、
脳の成長の仕方は育った環境や好奇心によって変化する。
選ぶことのできない兄弟姉妹の生まれ順といった環境委要因がどの子にも既に存在しています。
だから、同じように育てても、能力に差が出てくるのは当たり前で、子どもの能力が伸びるのも伸びないのも「親の関わり方」次第。
その子に合った方法を見つければ能力を発揮できる子に育っていく。
特に、みさき家は異性の兄妹。
男女の脳はそもそも「違うもの」なので、息子と娘は違って当たり前ですよね。
本書を参考に、次の2点を心がけたいと思いました。
- 両性の特徴と子どもの個性に合わせた声掛け・対応
- 子ども自身の成長に目を向け、本人の好奇心を伸ばす
おわりに
子どもの教育に関する考え方は様々ですが、今回ご紹介した「『賢い子』に育てる究極のコツ」はみさき家の教育方針と合致する内容。
そのため、今私に足りていないものも理解できたし、今後の見通しも立ち少し安心しました。
本文中でご紹介した内容の他には、
- 好奇心を育てるコツの具体的例
- 一生脳の健康を保つ!親も子も…認知症にならない脳の作り方
- 子どもがより輝く、親の「言葉がけ」
といった内容が収録されています。
どの内容も具体例を織り交ぜつつ、読みやすい文章で書かれているので、読書が久しぶりな私にもスッと内容が入ってきました。
「何歳までが○○に最適」というベストな時期はありますが、
- 脳は何歳からでも成長する(子どもだけでなく大人も)
- 今の環境で、その子にしてあげられることを考える
- 親は努力はしても無理はしなくてよい
そして、「『賢い子』に育てる究極のコツ」で紹介されている【親の関わり方】は、今日からできるものばかりなのが嬉しい。
私も、今まで通り子どもの好奇心を育てる取り組みを続けるとともに、本書で得た知識を活用して、子どもとの有意義な時間を過ごしていきたいです。
「『賢い子』に育てる究極のコツ」気になった方はぜひ手に取ってみてくださいね。
今回、本書を読む機会を頂けたのは、出版社の文響社とRISU Japanのタイアップ企画当選のおかげです。
RISU Japan(リス・ジャパン)は、幼児・小学生向けの算数特化タブレット教育サービスを提供している企業。
息子も幼児向けのRISUきっず、小学生向けのRISU算数を利用して算数の力や考える力を育んできました。
RISUは無学年制なので、子どもの興味や学ぶ意欲次第でどんどん先に進められるのが良いところ。
詳しくは、【特典付き】幼児向けタブレット教材の魅力とは?RISUきっず体験記の記事をご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。