パパやママが子どもの頃、下のような定規を使って遊びませんでしたか?
ギアに空いている穴にペンを刺してくるくる回すと、花のような幾何学模様が描けてしまうデザイン定規です。
子どもと一緒に遊んでみたら、5才の息子がハマりました。
100円ショップのものでも楽しめたのですが、幼児には少し難しい。
- くるくる回しているうちに定規がずれてきれいに描けない
- 力を入れる方向を間違えると、ガガッとずれる
- 描きたい模様を描くにはどの穴を使えばいいのかがわからない
そんな時に、おもちゃ売り場で「クルリグラフ デラックス」を発見。
100円ショップのものと比べてギアの数が多くて楽しそうだし、使いやすい工夫がされている印象を受けました。
ということでみさき家に「クルリグラフ」をお迎え。
本記事では、以下の3点についてまとめました。
- クルリグラフについて
- 5才の息子が使ってみた感想
- 類似品との比較
- クルリグラフを選んだ理由
大人の私がクルリグラフを使うと…下の写真のような模様が描けました。
クルリグラフで遊ぶ息子を見ていると、知育的にも次のような効果があるのではないかと気づきました。
- 集中力
- 忍耐力
- 想像力
クルリグラフの購入を検討中の方の参考になったらうれしいです。
クルリグラフって何?
クルリグラフとは、ビバリー(BEVERLY)社から販売されている、くるくるとギアを回すだけでかわいい幾何学模様が描ける定規です。
曲線で幾何学模様が描ける定規のことを「スピログラフ(英:Spirograph)」といいます。
「SPIROGRAPH」はアメリカの玩具メーカー「バズブロ」が商標登録しており、日本で販売する際も「スピログラフ」として商標登録されています。
そのため、ビバリー社から販売されているスピログラフが楽しめる玩具は「クルリグラフ」という名で販売されています。
みさき家では今回、「クルリグラフ デラックス」を購入しました。
- 対象年齢:4才~99才
- セット内容:下記参照
- くるくるまわすだけで幾何学模様が描ける
- 市販されているほとんどのペンやマーカーで遊べる
- 使い方やデザインパターンが描かれたデザインブック付き
クルリグラフデラックスの内容
クルリグラフデラックスに入っているアイテムは、
- リング2個
- ギア10個
- ペン5色(赤・橙・ピンク・緑・青)
- デザインブック1冊
- デザインノート1冊
- クルリグラフケース1個
デザインブックには、リングとギアの組み合わせでどんな模様が描けるか紹介されています。
どんな模様ができるんだろうとワクワクを楽しむのも良いのですが、デザインブックを見て「こういうのを作りたい!」とイメージできる方が幼児にはわかりやすくて良いのかもしれません。
また、娘に「にぃにと同じの作って!」と言われてもすぐに対応できるので私も助かっています。
クルリグラフで5才の息子と遊んでみた
ペンもノートも付属しているので、家庭で用意するものは特にありません。
でも最初から上手には描けないだろうな…と思い、コピー用紙を用意。
色を塗るために色鉛筆も準備しました。
1.デザインブックから描きたい模様を選ぶ
とりあえず、一番簡単そうな1ページ目の丸リングとギアAでできる模様の中から息子に選んでもらいました。
2.紙の上にリングを置き、ガイド線に合わせてギアをセット
リングとギアに線があるのですが、見えますか?
この線をピタッと合わせてスタートです!
3.ギアの穴にペンを入れて回し描いていく
リングには滑り止めがついていますが、子どもだけでは描いているうちにずれてしまうことも…
親も一緒に押さえてあげるとやりやすいようです。
4.できあがり!
ギアのガイド線がリングのガイド線に戻ってきたら、できあがりです。
クルリグラフの良い点と難点
クルリグラフを使ってみて気づいた、良い点と難点をまとめます。
まずは、良い点から!
クルリグラフの良いところ
クルリグラフの良いところは3つあります。
- デザインブックで完成をイメージしやすい
- ギアの種類が多く、描ける模様が豊富
- ギアとリングの凹凸が深いので使いやすい!
100均のデザイン定規で遊んでいた頃は、「こういうのが描きたい」と思った通りのものが描けずにイライラすることがありました。
クルリグラフにはデザインブックがあるので描きたい模様をピンポイントで描ける!
そしてギアの種類も多いので、描ける模様が比べ物にならないほど多いです。
描けるパターンや組み合わせが豊富なので、どの組み合わせが可愛いか、この組み合わせはヒマワリみたい!と、想像力がどんどん育つと感じました。
さらに、100均のものとクルリグラフのギアの凹凸を比較すると…
クルリグラフの方が凹凸が深いですよね。
リングとギアがしっかり噛んでくれるので、クルクル回す時にギアが飛ぶことなく幼児でも簡単に描けます。
クルリグラフのいまいちなところ
クルリグラフで遊んでみて、イマイチだなと思ったところは3つあります。
- 滑り止めはあるけど、子どもだけではズレてしまう
- 付属のペンが水性マーカーなので幼児は色を塗りにくい
- 収納ケースにデザインブックが入らない
滑り止めのおかげで100均のものよりはズレにくいのですが、5歳の息子1人でやろうとすると少しズレます。
まだ使い始めて数日。
もっと慣れてくれば力の加減もわかってくれば、この問題は解消されるかもしれません。
水性マーカーなので、なんども同じところを通るパターンを描くと、にじんで紙に穴が空いてしまいます。
また、デザインブックにあるように、ペンで色を塗ろうとすると…
幼児は一度でサッと塗れないので色ムラができたり、何度も同じところを塗って紙に穴が空いてしまいました。
リングとギア・ペンが入るようになっているのですが、一緒に収納しておきたいデザインブックが入らないんです!
- 描きたい模様によっては、親が一緒にリングを押さえてあげる。
- コピー用紙ではなく、デザインノートやスケッチブックなど厚めの紙を使う
- 付属のペンではなく、ボールペンを使用する
- 色を塗る際は色鉛筆!
- 収納ケースは100均で好みのものを調達する
セリアで収納袋(B5サイズ)とボールペンを購入しました☆
幼児の場合はチャック式の袋が1番使いやすいかな。
クルリグラフの類似商品比較
クルリグラフのように幾何学模様が描けるおもちゃは3つあります。
- クルリグラフ
- スピログラフ
- 100円ショップなどのデザイン定規
クルリグラフの特徴と100均のデザイン定規との違いは上記で説明したので、ここではスピログラフとの違いについてみていきたいと思います。
クルリグラフとスピログラフの違い
「スピログラフ」をリバイバルしたものが「クルリグラフ」です。
両者のデラックス版を比較。
パッと見のパッケージはほとんど一緒ですよね。
異なるところをまとめてみます。
※パーツの詳細はAmazonにて写真付きで紹介されています
クルリグラフ | スピログラフ | |
リングの形 | 丸と四角 | 丸2つと棒状のラック1つ |
リングに滑り止めの有無 | 有り | 無し(都度自分でつける) |
ギアの個数 | 10個 | 19個 |
収納 | 袋状のクリアケース | ギアを1つずつしまえる収納トレー |
定価 | 3,240円 | 3,860円 |
クルリグラフとスピログラフの商品ラインナップ
クルリグラフの商品ラインナップは3種類です。
上でご紹介したデラックス版のほかに、通常版とプリンセスソフィア版があります。
スピログラフの商品ラインナップも3種類あります。
上でご紹介したデラックス版のほかに、スタンダード版とジュニア版があります。
クルリグラフデラックスを購入した理由
スピログラフが楽しめる商品がいくつかある中で、「クルリグラフデラックス」を購入した理由は3つあります。
- 滑り止め付きのリングが2つ入っている
- デザインブックがついている
- 内容と価格のバランスが良い
みさき家には子どもが二人います。
息子へのプレゼントだとしても、目の前で楽しそうに遊んでいたら、どうしても娘もやりたくなりますよね。
リングが2つあれば、兄妹一緒に楽しめる。
クルリグラフにはデラックス版とは別に、通常版とプリンセスソフィア版がありますが、その2つはリングが一つしか入っていないので、候補から外しました。
また、私が購入した時はクルリグラフの方がスピログラフに比べてお手頃価格。
しかもリングに滑り止めがついているし、ギアの数も10個あれば十分(スピログラフデラックスはギアが19個)と考えました。
一番悩んだのは、スピログラフジュニアです。
スピログラフジュニアなら、リングをしっかり固定できるので、確実に息子一人でできると思ったのです。
しかし、付属しているギアの個数は4個。
(100均で購入できるデザイン定規でできる模様とほぼ一緒…。)
という息子の意向もあり、みさき家では「クルリグラフ デラックス」を選びました。
大人も楽しめちゃうので、ずっと使えますしね♪
おわりに:クルリグラフは知育にも良く、家族で楽しめる!
子どもの頃の私は、くるくる回すだけでどうしてこんなにかわいい模様が描けるのか不思議でなりませんでした。
今の子どもも感じるものは一緒。
くるくるギアを回して描くスピログラフは子どもの好奇心を刺激してくれます。
リングとギアという道具を使って描くことは、幼児には少し難しい部分もありますが、少しサポートして練習すればあっという間に上手にできるように♪
また、模様と模様の組み合わせで描けるものは数えきれないほどあるので、何度も何度も楽しめます。
そのため、どの色で、どの組み合わせで描こうかと、想像力も育める。
完成した模様に色を塗るにも、配色センス・集中力・忍耐力が必要です。
息子が下の作品を完成させた時の第一声は…
きれいに模様が描けて、色を塗るとすごい達成感があります。
もっと作る!
この組み合わせでやってみる!
この色のほうがきれいかな?
など、5才児なりに試行錯誤しながら遊ぶ姿が一生懸命でかわいいです。
集中力・忍耐力・想像力が身につく玩具「クルリグラフ」は、世代を超えて楽しめるので購入して大正解でした!
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