息子が年長に進級する頃、話題になるのは「ランドセルどうする?」ということ。
現在は【ラン活】という言葉があるほど、選べるメーカーも多く、人気のものは5月には予約がいっぱいになってしまうくらいの一大イベント!
心配性な私。
どれもほとんど同じように見えるけど何が違うの?
と不安でした。
そこで私は、周りよりもちょっと早めに行動することに。
請求した資料やネットの情報、店舗へ行って実物を触ってみて…、子どもも親も大満足のランドセルに出会えました。
購入を決めたのは、神田屋鞄製作所のカルちゃんランドセル。
4月上旬に購入し、6月末以降に自宅に届く予定です。
今回は、
- ラン活のスケジュール
- どのようにランドセルを選んだのか
この2点について、みさき家の体験をもとにお話しします。
ラン活スケジュール一覧|みさき家の場合
まずはみさき家の実際のラン活スケジュールをざっとご紹介します。
- 1月カタログ資料請求開始ネットで見て気になったものは端から請求。11社取り寄せました
- 2月カタログ見て理想のランドセルをイメージここである程度メーカーを絞りました
- 3月実際にランドセルを見に行く4店舗見ました
- 4月神田屋のカルちゃんランドセルを購入
ラン活ステップ1: ランドセルの資料請求
多くのランドセルメーカー・工房が入学前年の1月〜3月に資料請求の受け付けを始めます。
(2021年度ラン活は2019年12月~資料請求開始。年々早まっています)
氏名・住所・入学予定の子供の情報を入力すると、各社無料で資料やカタログ、革見本を送ってくれますよ。
みさき家が資料請求したのは…11社!
1月の時点でカタログができあがっているのは2社。
そのほかのメーカーは資料請求予約といって、2月・3月にカタログが準備出来次第の発送でした。
子どもとカタログをみていると、好みの傾向もわかってきます。
息子の場合は、
- 色…黒・紺・濃緑
- ステッチ…目立たない方がいい・刺繍はいらない
- 内装…単色ではなく、柄で遊び心があるものがいい
息子の好みを踏まえ、次のステップで価格や機能でメーカーを絞っていきます。
ラン活ステップ2:価格帯・メーカーを絞っていく
予算の上限が決まっている場合、実際にランドセルを見に行く前にある程度親の方で絞り込んでおくのも大切です。
各社のカタログを見て、クラリーノ(人工皮革)は5~6万円台、牛革なら6~7万円台が一番多い印象を受けました。
ランドセルに使わせている素材は次の3種類
- クラリーノ(人工皮革)
- 牛革
- コードバン
(スマホからご覧の方は横スクロールで表が見られます)
クラリーノ | 牛革 | コードバン | |
重さ | 軽い ← ← → → 重い | ||
丈夫さ | △ | ○ | ◎ |
価格 | 安い ← ← → → 高い | ||
耐水性 | ◎ | クラリーノに比べ弱い/手入れが必要 |
各素材の特徴を抑えたうえで、みさき家が選んだ素材はクラリーノ。
軽くて水にも強く、お手入れが楽な点がメリットです。
6万円前後で品質・機能・デザイン等が息子にベストなものが購入したいという結論に至りました。
また、価格以外に私がチェックした項目は下記3点です。
- 特徴のある機能
- 保証
- 実際に店舗へ見に行けるか
1.特徴のある機能
ランドセルはどれも似ているように見えるけれど、細かいところまで見てみると、各社特徴ある機能があります。
いくつか挙げると…
- 高学年で荷物が増えた時に、ベルトを調節して内容量がアップできる(イオンのカルスポ)
- 持ち手が着脱できる(神田屋)
- サイドフックが荷物がかけはずししやすい構造になっている(池田屋・ふわりぃ等)
- リコーダーポケット(萬勇鞄)
各社の特徴を見ると、自分が実際に使っていたシーンがパッと思い浮かびませんか?
- サイドポケットに荷物の紐かけると、最初は外すのが大変だったな
- ランドセルの端からピョンッとリコーダーの頭出して帰ってたな
などなど。
みさき家の近所の小学生を見ると、サイドフックに袋をかけて歩く子が多く見られたので、低学年でも使いやすいように工夫されているものが良いなと感じました。
2.保証
保証期間・補償内容をチェックしました。
今は6年間の無料修理保証をしてくれるところが多いですね。
万一ランドセルが壊れた場合、
- どのような流れで対応してもらえるのか
- 修理中に無料での貸しランドセルがあるか
といったことも一応確認しておきました。
3.実際に店舗へ見に行けるか
みさき家にとって初めてのラン活。
大きさや重さ、背負った感じなど、カタログだけではわからない…。
私が分からないものはもちろん息子もわからない。
一生に一度のお買い物でもあるので、実際に手に取って、背負ってみて、息子自身が納得するランドセルを選びたいと思い、実際に店舗で見られるメーカーに絞りました。
各社のカタログを見比べてみた感想
ここは私の私見になります。
各社のカタログを見比べていて感じたことは次の3点です。
- 各社子どもが6年間使える耐久性・品質は十分満たしている
- 名称は違えど、背カン・肩紐の立ち上がり・肩紐のカーブでどれも背負いやすい
- 無料保証や修理中の貸ランドセルのシステムがあるところが標準的
つまり、私たち親世代の時と比べて技術の進歩が目覚ましく、どのメーカー・工房を選んでも安心して6年間使えるという結論に達しました。
反対に、各社の差が出る、オリジナル性が見られるのは次の3つです。
- 特徴に挙げたような+αの機能
- ステッチの入り方などのデザイン性
- 価格帯
もし、一般的ではない機能(例えば萬勇鞄のリコーダーケース)が欲しいといった場合には、メーカー・工房を指定して、その中から子どもに選んでもらうのがベスト。
特にこだわりがない場合には、価格や機能面である程度絞り込んで、色やデザイン性の面は毎日使う子ども自身が好きなものを選ぶのが良いと感じました。
ラン活ステップ3:実際にランドセルを見てみよう
ランドセルについて一通り調べたら、実際にランドセルを見に行ってみましょう。
みさき家の場合、3月末に3日に分けて見に行ったのは計4店舗。
ランドセルを実際に見たり、触ったりした感覚を忘れないうちにと、短期間でまわりました。
見に行くのであれば短期間で集中してみて回ること。
効率よく見て回れるうにスケジューリングをしっかり立てる。
年長に進級する春休みなら、見て回る人もまだ少ないのでじっくりゆっくり見られる。
たぶん、ここで一度暗雲が立ち込める家庭が多いでしょう。
「ラン活」と聞き、親の方は必死でいろいろ調べているのに、子どもは何だか他人事。
(もしくは、私のように片親は熱心に調べているけど、もう片親は付いてくるだけ…のような温度差)
「どんなランドセルが良い?」と聞いても、子どもは来年の自分が想像できなくて「なんでもいい」とか、「わからない」と答える…
(特に男の子に多いようで、息子ももれなく最初はこのような反応でした)
そんな子も、実際にランドセルを背負わせてみて、
- 「かっこいいね(かわいいね)」
- 「素敵だね」
- 「すごくお兄さん(お姉さん)に見えるね」
と、声をかけると気分ものってきます。
ランドセル選びに子どもを巻き込むためには、子どもの気分をあげる声掛けが必要
たくさんある中から「これがいい!」一つ選べればいいのですが、なかなか難しいです。
2・3個ピックアップして、違いを説明してあげると子どもも選びやすいでしょう。
メーカー系ランドセルは、百貨店やイオン、イトーヨーカドーなどの提携店へ
イオンやヨーカドーに行くと、各大手メーカー製のランドセルが勢揃い。
メジャーなセイバンやフィットちゃんをはじめ、店舗とメーカーのコラボ品・ブランドコラボ品が一度に見られます。
お目当てのランドセルがあるのであれば、背負い心地や重さを体感してみましょう。
やはりカタログで見ていただけではわからなかったこともありました。
私が驚いたのは、息子が1.1kgのランドセルと1.2kgのランドセルの重さの違いが分かったことです。
この体験を踏まえ、見た目のデザインよりも軽くて背負いやすいランドセルが良いという息子の希望が増えました。
工房系ランドセルは工房・ランドセル展示会/インテリア系ランドセルは販売ショップへ
工房系のランドセルは主に工房直営店や、全国で順次開催される合同展示会などに出店するところが多いです。
自宅近くに直営店があれば足を運んでみましょう。
合同展示会の場合は下記2点への必要。
- 定員が決まっている予約制の展示会もあるので、予約開始日を要チェック
- 展示会の時期によっては、すでに予約終了となっている場合もあること
(2020年度のラン活では夏の展示会前に予約終了となり、展示会自体が開催されないこともありました)
インテリアショップ系のランドセルは、ショップの一部で展示販売を行っています。
ショップのホームページなどで取り扱い店舗を確認してみましょう。
土屋鞄ランドセルでは、2020年2月まで無料のワークショップを行っていますよ。
こうした回見解に参加してランドセルに対しての関心を高めるのも手。
体験の様子は、「土屋鞄ランドセルの無料ワークショップに参加|革小物の制作を体験してきました♪の記事にて紹介しています。
みさき家の場合は、神田屋鞄製作所とアクタスへ行きました。
売り場にズラッとランドセルが並んでいるだけだったイオンやヨーカドーに対し、神田屋やアクタスでは販売員さんが商品の説明を細かくしてくれましたよ。
- 親世代の時と何が変わったのか
- ランドセルのお手入れ方法
- 自社ならではの特徴
など。
神田屋では、教科書を模した2kg・3kgの重りも置いてあったので、ランドセルの中に重りを入れて背負ってみることもできましたよ。
すると、どこか他人事だった息子も、ランドセルを使うイメージが沸いたのか、そこからじっくりランドセルを見るようになりました。
理想のランドセルを再度整理
実際に手に取ってみたことで分かったことを踏まえ、条件の再確認をしてみましょう。
みさき家の場合は、
- サイドフックが使いやすい
- 外見はシンプルで、黒・濃紺・濃緑
- 内装は柄が合って華やか
- 1,200g未満の軽いもの
4店舗巡った結果、価格と機能・品質のバランスの良い神田屋鞄製作所のランドセルに決めました。
詳細は、「神田屋鞄製作所のランドセルを購入した理由」(現在執筆中)の記事にてご紹介します。
ラン活ステップ4:ランドセルの購入手続き
購入したいランドセルが決まったら、支払い方法・納期を確認して購入申し込みをしましょう。
購入前にもう一度メーカー系ランドセルを見に行ってみて、神田屋のランドセルで良いか確認。
息子の気持ちが固まったので、4月上旬の休日、家族でランドセルを買いに行きました。
神田屋のランドセル館につくと、ランドセルを選ぶ家族でいっぱい!
最後に迷っていたランドセルの色をもう一度確認し、再び背負ってみて「これにする!」と、息子が選びました。
息子が選んだのは、神田屋カルちゃんシリーズ「ストロングベーシック」
色はミッドブルーという濃紺を選びました。
支払いは代引き・現金払い・クレジットカードから選べましたよ。
早期購入割引で62,000円→53,800円で購入できました。
また、先着3,000名特典にも間に合ったので、透明のランドセルカバーもいただけましたよ♪
おわりに|ラン活は計画的に!
子どもも親も満足いくランドセルを選ぶには、ある程度の準備が必要です。
まずは、資料請求をしてどんなランドセルが良いのか、お子さんと話し合いながら「理想のランドセル」を決めましょう。
お子さんにカタログを数社分見せてみると、お子さんの好みがわかります。
お子さんの好みをベースに、価格や機能、欠かせない機能などがあったらピックアップを。
条件に合うランドセルの中から好きなデザイン・色のものをお子さんに選んでもらうとスムーズです。
実際にランドセルを見てから決めたい場合は、
- 自宅付近や足を運べる範囲に店舗があるか
- 合同展示会への出店はあるか
- 展示会の日時や予約開始日のチェック
- 展示会当日に購入予約は可能か
この4点の確認をお忘れなく。
あなたも、お子さんも、お気に入りのランドセルが見つかりますように!
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