あなたは、『100玉そろばん』って知っていますか?
みさき家では息子の3歳の誕生日プレゼントに100玉そろばんを購入。
遊びでも、学習時にも活躍中です♪
「子供に数の感覚を身につけさせる方法」の記事で、幼児期にものの数を数える時に使う“集合数”の概念を理することが大切と書きましたね。
この集合数の理解にぴったりな知育玩具が『100玉そろばん』です。
100玉そろばんは、集合数の理解から始まって、数の合成・分解、たし算、ひき算、かけ算まで使えちゃう、優れもの!
今回は、100玉そろばんの活用法についてまとめました。
みさき家で100玉そろばんを導入した結果、次の3つの成果が得られました。
①“実際の数”を数えられるようになった
②足し算引き算ができるようになった
③指先が器用になった
この3つです。
100玉そろばんのおかげで、数や算数を日常生活の中で使えるようになりました!
- 子供と遊びながら数の勉強をしたい
- 100玉そろばんの使い方がわからない
- 算数が得意な子になってほしい
100玉そろばんとは
- 各桁(一本の棒)に10個の珠が通っている
- 10個の珠が通った桁が10本並んでいる
- 全部で100個の珠が揃う
- 幼児向けのそろばん
ただ100個の珠が並んでいるだけと思ったら大間違い!
数をかぞえる練習だけでなく、足し算や引き算、掛け算にも使える優れものです!
つまり、幼児期から学童期まで長く使える知育玩具なのです。
みさき家にある100玉そろばんは、ウッディプッティの『百玉そろばん かぞえてあそぼう』。
100玉そろばんの選び方は、「【100玉そろばんの選び方】着目ポイントとおすすめ5選」の記事でご紹介しています。
本記事では100玉そろばんの使い方を重点的にご紹介します!
100玉そろばんの使い方
100玉そろばんは数の数え方からかけ算までと、長い期間使えます。
お勉強だけでなく、遊びにも使えるんです。
- 珠を動かす
- シャカシャカ振って遊ぶ
- ものを転がして遊ぶ
など、学習で使う道具として認識される前から子どもの近くへ置いておくのもおすすめです。
指先をよく使うことは脳の発達にもとても良いですし、珠の色を覚えたり珠と珠のぶつかる音も良い刺激になります♪
集合数を教える時
「子どもに数の感覚を身につけさせる方法」の記事でお話ししたように、幼児期に大切なのは集合数を理解する事。
集合数とは…
ものの多さを数えること。
コトバンクより引用
集合数を教える時には100玉そろばんがぴったり!
「いち(1)」、「に(2)」、と言いながら、右から左へ珠を動かします。
最初は3までの数でOKです。
1・2・3と動かしたら、今度は左から右に、3・2・1と数えながら動かします。
5まで10までも同じように行います。
指で一つ一つ珠を動かしながら、“暗唱している数”を実際に目で見て確かめていきましょう。
1ずつ数えられるようになったら、次は2とびで数える練習を。
2,4,6,8,10,… これは日常でもよく使いますよね。
そして、
5とび。5,10,15,20,25,…
10とび。10,20,30,40,50,…
この時、息子はあることに気がつきます。
何度も繰り返しているうちに、数の法則に自分で気がついたみたいです。
数えることが好きな子であれば、1ずつだけでなく2とび・5とび・10とびで数える練習をしてみましょう。
息子は2とび、5とびが苦手ですが、私が数えてみせると、呪文のように聞こえるみたいで面白いそうです。
- 夕食などの準備で家族の人数分食器やお箸を出す
- お買い物の時に必要な個数の食材を取る
お勉強だけではなく、日常生活の中でどれだけ数を使っていけるかがとても大切。
お買い物やおままごと、積み木遊びなどで数を身近なものにしていきましょう。
数の合成・分解
数の合成と分解は、足し算引き算の基礎となる部分。
ある数が、数と数の組み合わせでできていることの理解から始まります。
「全部でいくつか」という集合数の理解ができたら数の合成と分解を教えていきます。
- 数の合成…ある数とある数をあわせた数がいくつになるのか
- 数の分解…いくつといくつでその数になるのか
5の数を例に数の合成と分解について一例を書いてみると…
数の合成と分解の意味はわかったでしょうか?
次に、10の合成と分解を100玉そろばんでやってみます。
まずは10の分解から。
10は1と9、2と8、…というように一目瞭然。
きれいな10の階段ができました!
全部できたら今度は10の合成をしていきましょう。
この後も2と8で10、3と7で10と続けていきます。
百玉そろばんで数の合成と分解をしてみると、とてもわかりやすいですね。
まずは3の合成と分解、そして5まで、10までと数を増やしていきましょう!
おやつで数遊び
- ラムネやグミなどを10個(日によって個数を変える)出してもらう
- 妹と半分に分けるにはいくつといくつになるか
お菓子を出す個数や、分ける人数を日によって変えながら、おやつを子どもに分けてもらっています。
時には割り切れない数の時もあります。
兄妹で同じ数に分けた時、余る数はいくつ?
と声かけをしています。
おやつの時間は算数のゴールデンタイム!
数を体感できるので、習慣にできると良いでしょう。
足し算・引き算
次は、足し算と引き算を学習する時の100玉そろばんの使い方について解説します。
繰り上がりのあり・なしによって少し違うので、順に書いていきますね。
繰り上がりのない足し算・引き算
まずは足して10以下になるものからやってみましょう。
全部の珠を右側に寄せたら準備OK!
問1.2+3=?
1段目の珠を2つ左へ動かして2。
この2つに3個右から左へ動かして足します。
答えは5です。
次は、繰り下がりのない引き算です。
またすべての珠を右に寄せたら準備はOK!
問2. 4-1=?
まずは4つの珠を左へ動かします。
動かした珠から1つを右に動かします(引く作業)。
答えは3ですね。
繰り上がりのある足し算・繰り下がりのある引き算
繰り上がり・繰り探しのある計算は一つ前の段階でやった、数の合成と分解の知識が基磯となっていることがよくわかります。
まずは繰り上がりのある足し算からみていきましょう。
問3.8+4=?
8はあと2あれば10になる。
4は2といくつにわかれるのか…2ですね。
ゆえに8+4=12!
これを100玉そろばんでやってみます。
答えの12がパッと目で見て分かります。
現在の小学校ではさくらんぼ計算という計算方法で繰り上がりの足し算を教えています。
さくらんぼ計算とは下のように計算することです。
私が小学生の頃はさくらんぼ計算なんてなかったので、初めて見たときは衝撃的でやり方がイマイチ分かりませんでした。
つまづく子も多いさくらんぼ計算。
100玉そろばんを使った計算は、このさくらんぼ計算と考え方が同じなので、小学校で役立つでしょう。
次に、繰り下がりのある引き算です。
問4.13-5=?
このとき1の位から5は引けないので10の位から5を引きます。
10-5=5と1の位の3を足して答えは8!
これを100玉そろばんでやってみます。
答えは8であることが目で見てわかります。
足し算引き算はこんな感じで珠を左右に動かします。
数字と±などの記号を見ると、「難しそう!」「つまらない!」と感じてしまいがちではないですか?
そんな時に100玉そろばんがあると、計算式を目の前の珠で再現できるので分かりやすく、指を使って動かすという作業が入るので、幼児でも楽しくできます。
掛け算
掛け算も100玉そろばんがあれば幼児でもできちゃいます♪
例えば2の段。
まずは2×1で1段目の2つの珠を右から左へ動かします。
2×2は2段目の珠を2つ右から左へ動かします。
2×1の珠と合わせて答えは4。
100玉そろばんは10段あるので2×10までできますね。
掛け算だとどんどん珠の量が増えていくのが一目瞭然。
特に、4の段と7の段は耳で聞いているだけでは分かりにくくないですか?
100玉そろばんで手を動かしつつやってみると、掛け算の概念が分かりやすいので、できる場合も多いようです。
まとめ:100玉そろばんは数の概念を身につけられるおすすめ知育玩具
抽象的な数の概念が可視化できてしまう100玉そろばん。
息子も娘も最初自分で手にした時は、
- 自分の手で珠を動かすのが楽しい
- 振るとかカチャカチャ音がして面白い
- ものを乗せるとよく転がって面白い
と、100玉そろばんは遊びの1つでした。
そこから月日が経ち、「数」や「お勉強」というものに興味が出てきた時、100玉そろばんで全部分かっちゃうんだよ〜♪と話すと、目がキラキラします。
- 集合数を理解して、自分で数をかぞえられるのが嬉しい
- 計算式を見ただけでは分からなかった問題が解けるところが楽しい
と、楽しく数に親しみながら、数の感覚が身についてしまうのです。
特に数の合成と分解は算数を学ぶ上での基礎の基礎となってくる部分なので、幼児期から数遊びで取り組めると良いですね。
幼児期に数が楽しいもの、面白いものとインプットされてしまうと、学校で勉強する時にとてもスムーズに入っていけます。
子供が初めて出会う、抽象的な概念である「数」。
数を分かりやすく楽しく学べる100玉そろばんはオススメの知育アイテムです。
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お知らせ
算数を楽しく学べる、幼児向けタブレット教材はご存知でしょうか。
息子がこの夏に体験した、算数に特化したタブレット教材「RISUきっず」。
小学校1年生の前半部分まで学習できる、年中・年長さん向けのタブレット教材なのですが、100玉そろばんを使って数遊びをしていた効果か、たった2週間で学習を完了してしまいました。
RISUきっずの体験で、数や算数が好きで得意になっただけでなく、集中力がより一層高まり忍耐力もつきました。
息子が体験したRISUきっずの詳細は「幼児向けタブレット教材の魅力とは?RISUきっず体験記」よりご覧いただけます。
小学校入学前に、算数の基礎の基礎が楽しく身につきますよ♪
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