あなたは次のうちのどちらのタイプですか?
うちの子、小学校で勉強についていけるか、私も教えられるか心配。
子どもがつまづいたときは教えてあげよう♪
算数が苦手だったあなたにも、得意だったあなたにもぜひ知ってほしい算数学習の真実があるんです!!
今回は、2019年11月8日に発売されたばかりの、「10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方」をご紹介します。
本書を読むと、
本当に効果のある、算数の勉強法
勉強するお子さんとのかかわり方
の3つのことが分かります。
\こんな方におすすめな本です/
- 小学校入学前のお子さんがいる
- 正しい算数の勉強の仕方を知りたい
- お子さんの学習について悩みがある
- 日常生活の中で親ができることを知りたい
「理系が得意な子の育て方」について
著者は今井智隆さん。
京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、民間企業でコンサルティングサービスのお仕事をされたのち、2014年RISU Jampan株式会社を設立。
現在もRISU Japanの代表取締役として活躍されています。
タブレット教材RISUについては関連記事で詳しくご紹介しているので下記の記事をご覧ください。
今井さんは、RISUタブレットで得られた10億件のデータから分かった、「理系が得意な子の育て方」を導き出しました。
そして、算数が苦手になる発端の4単元が特定されたんです!
10億件のデータと各機関のアンケートや調査結果に基づいて著者の主張が展開されているので、読んでいて納得もできました。
- 10億件の学習データに基づいた算数の苦手の発端である4単元
- 算数についての残念な真実15
- 「なんで解けないの?」親も首をひねる5つの問題
- 文章問題でつまづく理由
- 理系を自由に選択できる子どもに育てるために
本書は、10億件のデータに基づいて主張が展開されており、データもグラフ化され、パッと見てよく分かります。
文章だけでなく、練習問題を中心に具体的な問題を示し、その単元の危険度やポイント、克服方法が順に書いてあるので腑に落ちる。
そして、子育てをしていく上で親として迷ったり悩んだりする部分にも切り込んでくれています。
つまり、本書を読むと
- 算数好きに育てるコツ
- 本当に効果のある、算数の勉強法
- 勉強するお子さんとのかかわり方
がよく分かります。
「理系が得意な子の育て方」の内容
RISUの10億件のデータから導き出された、「算数が苦手」の発端となる4単元は、
- 2~3桁の位の理解
- 図形の組み立て・立体の基礎
- 単位・メモリの読み方
- 円と半径・直径の理解
この4つです。
具体的な問題は、Amazonの商品紹介に載っているので、お子さんに解かせてみることもできますよ。
小学1年生~小学5年生で習う問題が挙げられていますが、年長の息子でも6問中4問正解でした。
できなかったのはまだ教えていない単位の問題と、小5の展開図の問題。
次に、「理系が得意な子の育て方」を読んで、特に印象に残った点を3つご紹介します。
- 「理系が得意」はそれだけで子どもの財産
- 宿題と勉強時間・習慣について
- 算数嫌いは、「算数を教えるのが得意」な先生の下で生まれる
「理系が得意」はそれだけで子どもの財産
算数が得意になると、
- 「自分の頭で考える力」がつく
- 文章の読解能力が上がる
- 学校で活躍できる
- 中学受験で有利になる
- 自己肯定感を育みやすい
- 将来の職業選択の幅が広がる
- 就職活動・転職活動のアドバンテージになる
引用:「理系が得意な子の育て方」
「理系が得意な子の育て方」の中では、これらのメリット1つ1つについてデータをもとに解説されています。
宿題と勉強時間・習慣について
- 宿題をさせると、子どもの学力は下がる
- 「あとから頑張れば追いつける」なんて甘い話はない
- 勉強は、一度に長時間やっても身につきにくい
- やる気を出させるつもりで、子どものモチベーションをくじく親は追い
引用:「理系が得意な子の育て方」
ネットニュースなどでも、「宿題は学力向上につながらない」と取り上げられることも増え、宿題や定期テストを廃止した麹町中学校が話題となっていますよね。
そう思う親も多い。
でも、「理系が得意な子の育て方」では、「宿題の量と子どもの学力には関係がなかった」という国際比較調査の結果を示しつつ、なぜ宿題が子どもの学力に悪影響を示すのか分かりやすく解説してくれています。
他の項目についても主張の根拠となるデータや調査結果を示しつつ、どう行動したらいいのか日常に問い入れやすい方法を提案してくれているので、非常に参考になります。
算数嫌いは、「算数を教えるのが得意」な先生の下で生まれる
『算数嫌いは、「算数を教えるのが得意」な先生の下で生まれる』というデータにはとても驚きました。
でも、言われてみれば…挿絵のような状況を目にしたことがあります。
先生が、「わかりやすく!楽しく!」と工夫をすればするほど、子どもたちの成績は下がってしまう。
なんだかとても悲しい真実ですよね。
小学生の算数なら私でも教えられる!とお子さんに教えても、「う~ん…」と子どもの顔はパッとしない。
しまいには、「なんでこんなのもわからないの?」と言ってしまいたくなる(言っていしまう)。
そんな時にどうしたら良いのか。
「理系が得意な子の育て方」では、親として心に留めておくべきこと、できること、考え方を教えてくれます。
算数が好きで理系に育った私の子ども時代とリンクすること
気づいたころには算数が好きで、大学では理系に進んだ私。
そんな私が、算数好き・理系に育った理由が本書に書いてありました(笑)
算数は、勉強のやり方を間違えなければ、誰でもテストで100点がとれる
子ども時代の私も、まさにそう思っていました。
公立の小学校でするテストって覚えていますか?
先生にもよりますが、
- 直近に習った学習内容が10問ほど出題される小テスト
- 表100点裏50点のカラーテスト
この2種類が主なはず。
直近に習ったことだし、教科書やドリルに出てくるような問題ばかりで、ひねった問題もない。
授業で習ったことが理解できていれば100点が取れるようになっているテストなんです。
それでも、全員が100点をとれるわけではない。
なぜなのか。
それは勉強のしかたが間違っているから。
「理系が得意な子の育て方」によると成績アップのコツは、
- 一度にたくさんではなく、毎日コツコツ勉強する
- 勉強時間を何かとセットにして習慣化してしまう
- 夜更かしの勉強は非効率
引用:「理系が得意な子の育て方」
小学生の頃の私の勉強法はどうだったかというと…
宿題やチャレンジを解くことで内容を定着させる
勉強を自分の好きな事(TVゲ―ムとセットにして習慣化
夕食後は勉強しない
私は中学受験をせず、公立中学校に進学するつもりだったので、小学校時代は勉強で苦労することもなく、好きなことをして過ごせました。
自分の子どもたちも、勉強しつつも好きなことができる生活を送れるように、私がサポートできたらいいなと思っています。
これまでの子どもたちとの取り組み
私は、「子どもたちには理系に進んでほしい」と強く思っているわけではありません。
でも、私自身が理系なので、数や図形の楽しさは知ってほしいなという思いがります。
そのため、1歳の頃から遊びの中に算数の要素をちりばめてきました。
関連記事:子供に数の感覚を身につけさせる方法☆
私が独自に設定した、幼児期の算数の取り組みの流れは「幼児期にやっておきたい算数の取り組み【まとめ】育みたい3つの力」にまとめています。
今回、「理系が得意な子の育て方」の中に出てくる問題は、小学校の算数で習う問題。
でも、これまで自宅でゆるりとやってきたおうち幼児教育とRISUを少しやっただけで就学前の子どもでも解けてしまう問題が多かったです。
やっぱり、幼児期から自然と数に親しみ、タングラムなど図形遊びを楽しんできた子は、具体物を操作した経験がアドバンテージとなって、勉強も遊びのように楽しめる。
難しく考えなくても、感覚で分かるんじゃないかな。
特に、RISUタブレットでの学習は、学年に関係なく単元ごとの縦横のつながりで学習が進んでいくので、無理なく先取り学習ができています。
(と言いますか、学年以上の学習内容も自然と理解できてしまうのでどんどん進んでしまいます)
現在は、RISUを中断して思考力を高めるドリルが中心。
先取りが良いとは言い切れないけれど、先取りという学習貯金があるからこそ、今の学年に合ったより思考力を鍛える問題に取り組む時間を確保できるメリットもあります。
今後の子育てで取り入れていきたいこと
私が「理系が得意な子の育て方」を読んで、今から取り入れたいポイントは次の3つです。
つまづいている原因、苦手の見つけ方
親の関わり方
そのためには、やはり学校の勉強が基礎となる。
勉強は能動的に取り組んだ方が楽しいものだから、子どもたちにも楽しんで勉強をしてもらいたい。
幼児期と違い、小学生になったら大変な部分もあるし、うまくいかないこともどんどん増えてくる。
そんな時に、「理系が得意な子の育て方」にあるようなかかわり方をしていきたい。
そう思いました。
また、本書には、練習問題として実際の問題が多数載っています。
子どもと一緒に解くと、どこまで理解していて、どこから理解があいまいなのか、つまづきやすいポイントもわかる。
子どもと過ごす日々のなかで、心の余裕はとても重要。
「理系が得意な子の育て方」は「小学生になったら…」と漠然とした不安があった私の安心材料となる1冊でした。
おわりに|親の文理は関係なし!好きなことができる大人へ育てるためにできること
算数が得意、偏差値が高くていい学校へ行けたからといって、幸せになれるとは限らない。
でも、算数が得意になって、偏差値も上がればその分選択肢が増える。
「理系が得意」は、将来の選択の幅を広げてくれることは間違いありません。
これからは考える力・論理的思考が益々重要視されてくる時代。
算数は、基礎からきちんと積み上げていければ誰でも100点をとれる教科です。
算数を伸ばせば、国語も理科も社会も伸びる!
親が文系だからといって、それが子供の理系進学を妨げる要素にはなりません。
引用:「理系が得意な子の育て方」
自由に職業が選択できる大人になるように、今からできることが詰まっています。
RISUを実際に受講している子たちの学習データや、現場での調査結果に基づいたお話なので、読んでいて大変納得できる内容でした。
また、データや調査結果を提示して終わらずに、「だから結局どうすればいいの?」という私たち親が一番知りたい点について書かれているのが大きなポイント。
「理系が得意な子の育て方」は、
小学生のお子さんがいる家庭
算数が苦手だった中学生がいる家庭
に、おすすめの1冊。
算数ができるようになる勉強のしかたが分かります。
読者様限定!お得なお知らせ
新型コロナウィルスの影響により、タブレット入荷の遅延が生じています。
さらに、休校延長で普段よりも多くのお申し込みを頂いております。
したがって、残念ながら1週間お試しキャンペーンは緊急停止することとなりました。
申し訳ありません。
受講希望の場合は、お試し期間無く、一括払いの申込みとなります。
キャンペーン停止は一時的な対応です。
再開されましたらこちらでお知らせいたします。
「理系が得意になる子の育て方」の10億件を超えるデータのもととなった、算数のタブレット学習サービス「RISU算数」。
詳しくは、息子が年中の頃に体験したレビュー記事をご覧ください。
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通常ですと即契約になってしまうRISU。
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