日本ならではの遊び「おりがみ」は、色も鮮やかで1枚から様々なものが作り出せる魔法の紙。
色の勉強や手先運動、集中力、空間把握力、折図を読み取る力など、さまざまな力が育つ遊びです。
今では100円ショップなどでも多種多様なおりがみが購入できるので手軽ですし、持ち運びにも便利なので、電車の中や病院での待ち時間にも役立ちます。
何より、世代を超えて一緒に楽しめるところが魅力的!
みさき家では、子どもたちを連れて実家に帰省すると必ずおりがみ遊びをします。
今回は、
- おりがみ遊をおすすめする理由
- 子どもが自分で折れる「おりがみ本」の紹介
- おりがみ作品の管理法
この3点について書いていきたいと思います。
おりがみ遊びがおすすめな理由
まずは幼児期からおりがみ遊びをおすすめする理由について考えてみましょう。
おりがみ遊びは子どもにとっても、親にとってもメリットのある遊びです。
子どもにとってのおりがみ遊びのメリット
おりがみ遊びによって育まれる力は次の4点です。
- 集中力
- 想像力
- 空間把握力
- 手先の器用さ
おりがみの端と端をぴったり合わせる、角を合わせたままきれいに折る、折り図から折り方を読み取り実際にやってみる。
どれも集中力のいる作業ですよね。
また、平面的な折り図を見ながら自分の手で立体に折っていくので、空間把握力も育ちます。
頭にあるイメージや思った通りに指先を動かせないとうまくいかないので、手先も器用になりますよね。
折り紙1枚でできたものが完成品ではなく、複数のおりがみを使って一つ物を作ったり、組み合わせたりして新たな作品が作れる。
このように、おりがみ遊びは自由な発想力・想像力がぐんぐん育つところが大きな魅力です。
親にとってのおりがみ遊びのメリット
親にとってのおりがみ遊びのメリットは何でしょうか。
私は次の4点ではないのかなと思います。
- 持ち運びが便利なので子どもが退屈しがちな移動中や待ち時間に楽しめる
- 雨の日などの屋内遊びの一つとして
- コスパがいい(リーズナブル)
- 子どもと一緒に楽しめる
基本的なおりがみは15cm四方の紙なので、場所も取らず軽い。
荷物が多くなりがちな幼児期でも持ち運びやすいです。
机があるところでできるのがベストですが、親が折ってあげる分には膝の上でもできるので、電車移動の時や病院の待ち時間などにも手軽に楽しめますよね。
今では、100円ショップでも様々な種類のおりがみが販売されており、他の知育玩具を購入するのとは比べ物にならないほど、リーズナブル・簡単に手に入ります。
何より、時には手を取りながら子どもと一緒に楽しめる・世代を超えて楽しめるところが大きな魅力。
おりがみってどうやって教える?
20年ぶりくらいにする折り紙。
「何かおって」と言われても、”つる”くらいしか折れません。
「3才の子でもおれるもの」と言われて思いつくのは”チューリップ”くらいでした💦
毎回インターネットで検索するのも手間。
そして、自分で調べて子どもの発達段階に合った折り方を教えるのってとても難しくないですか?
なんてこともありますよね(笑)
そこで、今後子どもが自分で折り図を見ながら作れるようになると良いなと思い、「おりがみ本」を購入することにしました。
はじめてのおりがみ本におすすめなのは「3・4・5才のおりがみ」
書店へ行くとたくさんの種類のおりがみ本が販売されていますよね。
どんなおりがみ本が欲しいのか、目的によって選ぶ本は変わってきます。
私の場合は”子どもが自分でおれる”を目的として本を探し、たどり着いたのが「3・4・5才のおりがみ」でした。
「3・4・5才のおりがみ」の良いところ
「3・4・5才のおりがみ」の良いところは次の3点です。
- ひらがなで書かれている
- 発達段階順に折図が分類されている
- 同じものを複数の折り方で作れる
- 折るだけでなくその先の発展的な遊びまでフォローがある
子どもが自分で読んで折れるように、本のなかの文はほぼひらがなで書かれています。
時々カタカナもでてきますが漢字はなし。
基本の折り方や折り記号の約束・折り方のコツも丁寧に図や写真が用意されているので、初めてのおりがみ本にぴったりなのです。
折り図は発達段階別に並んでおり、最初は2回折っただけでできる蝶々。
少しずつ難易度が上がっていくとともに、おりがみのステップアップについても書いてあるので、子どもに教えやすく・つまづいているところもわかりやすいです。
完成品にひと手間加えり、「色や途中の折る過程を○○にするとこんなのもできるよ!」とできるものにバリエーションがあるんです。
例えば、チューリップ。
下の写真のように2パターン作れますよ♪
折れる作品が少ない幼児期にはとても嬉しいところですよね。
また、ただ折るだけでなく、折ったものでどのように遊んだらいいのかまで描かれています。
遊び方の紹介ページを見るだけでワクワク♪
と、せっせと大きな作品のためのアイテムづくりをしていました。
そうして完成した作品は後程ご紹介します。
「3・4・5才のおりがみ」の難点
「3・4・5才のおりがみ」の難点は「折り図の種類が少ない」この1点だけ。
3・4・5才の子どもが自分でおれるものが載っているため、折り図の種類は少なめ。
家族皆でおりがみを楽しみたい時の本としては不向きです。
家族で楽しみたい時は、もっと難しい折り図も載っている大全集や百科系の本がおすすめ。
小学生以降も長く楽しめる本だと思います。
同シリーズのおりがみ本の紹介
同シリーズで、「3・4・5才のおりがみ」の他に年齢別に以下の2種類のおりがみ本があります。
- 「1・2・3才のおりがみ」
- 「5・6・7才のおりがみ」
「1・2・3才のおりがみ」は。まだ自分でおることが難しいお子さんに代わって、親がおりがみを折り、その折ったもので親子で遊ぶ内容です。
「5・6・7才のおりがみ」は「3・4・5才のおりがみ」よりも少し難しめ。
日本の伝統的な折り方から、恐竜や花束など見栄えもする作品が作れるようになります。
おりがみ作品の管理法
おりがみにハマってくれるおは嬉しいのですが、一つだけ問題が出てくるんです。
それは…
そう、部屋中に子どもたちのおりがみ作品があふれてしまうんです。
おりがみ管理①保管する量を決める
そこでみさき家では1つのルールを設けてあります。
「おりがみ作品は自分のかごに入る分だけ。溢れたらいらないものを捨てる。」
100円ショップで購入してきたB5サイズのかごを用意して、そこに入る分だけとっておくことにしました。
溢れてしまった作品は捨てるか、次にご紹介するように大きな画用紙に貼って1つの貼り絵としてまとめています。
おりがみ管理②画用紙に貼って1つの大きな作品に
「3・4・5才のおりがみ」の巻末にあった、複数のおりがみを貼って作品を作る貼り絵に興味をもった息子。
コツコツとおりがみ作品を作りため、「春」をテーマに貼り絵をしてみました。
チューリップの並び順やちょうちょうの飛ぶ角度にこだわっていましたよ。
できた作品はしばらく飾ったのち、作品ファイルに収納しました。
おわりに
おりがみ日本特有の遊び。
紙を折るだけで様々なものが作れる面白さは国や世代を超えて楽しめます。
遊びながら色彩感覚を養えるし、集中力や空間把握力など小学生以降の学習においても重要になってくる力が育めます。
答えや正解のない課題に取り組むことで想像力を高め、「自分で折れた」という達成感は自己肯定感も育んでくれるでしょう。
じっくり制作に取り組む時間が確保できる幼児期には【おりがみ遊び】がおすすめです。
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