子どもが3才を過ぎた頃、突然終わったイヤイヤ期。
着替えるのもイヤ、食べるのもイヤ、なんだかもう全部イヤー!!で、親の方が泣きたくなってしまう日々がようやく終わった…と、ほっと息をついたのもつかの間。
今度は、なぜなぜ期(質問期)が始まります。
少し前までは全部イヤと答えていたものが、すべて「なんで?」に置き換わります。
朝から晩まで、ちくいち「なんで?どうして?」の質問攻め。
この対応もけっこう、いや、かなり疲れます。
なぜなぜ期のお子さんからの質問攻めに対して、
と言ってしまいたくなる(言ってしまう)あなたへ。
- なぜなぜ期の重要性
- 子どもからの「なんで?どうして?」の対処法
- なぜなぜ期をぬけた息子5歳の現在の様子と対処法の効果
この3点をまとめてみました。
今回ご紹介する対処法(応対法)のおかげか、息子は知的好奇心がグンッと育った様子。
2~3才のなぜなぜ期を抜けると、子どもとの会話がより一層楽しくなります♪
▼具体的な質問ができるようになったら5才6才のなぜなぜ期」の記事をご覧ください▼
なぜなぜ期(質問期)、質問する理由とは?
幼児期のある時期になると、子供は「なぜ?」、「どうして?」と質問を繰り返しするようになります。
2才~6才くらいまでの幼児にみられ、この時期を心理学では『なぜなぜ期(質問期)』と呼んでいます。
子どもは「なんで?どうして?」と質問を繰り返しますが、この時子どもは物事の原理が知りたいのではなく、目的が知りたいようです。
実例|子どもの質問への答え方
みさき家で実際にあった質問を例に挙げると…
3歳のころの息子は朝起きてから三食毎日のようにこの質問をしていました。
この時の解答例は、
と、ご飯を食べることでどんな良いことがあるのか答えてあげます。
「なんで?」って聞かれると、お腹が空く原理を話したくなってしまいますが、目的を話してあげましょう。
- なんでお着がえするの? ⇒お外でたくさん遊ぶからだよ
- なんで寝るの ⇒体を休めてまた明日いっぱい遊びたいからだよ。あなたは何して遊びたいかな?
私の場合、基本的に遊ぶ方向へ話を持っていき、何をして遊びたいか、どこへ行きたいか考えてもらう流れにしていました。
なぜなぜ期(質問期)の重要性
大人の都合にかまわず、いつでもどこでも、「なんで?」「どうして?」と答えても答えても質問が続くなぜなぜ期。
自宅保育していると24時間ずっと一緒なので、
と言いたくなってしまうこともありました。
(いや、実際に言ってしまうこともありました)
でも、このなぜなぜ期にしっかりと向き合ってあげることが大切。
なぜなら、このなぜなぜ期は子どもの知的好奇心が最も伸びる時期だからです!
なぜなぜ期に子供の質問にきちんと対応してあげると知的好奇心が育って、将来、学ぶことが好きになるんですよ♪
しかし、なぜなぜ期の子供はそんなに甘っちょろいものではありません。
息子の成長にちょっと感動したものの、いつでもどこでも「なんで?どうして」と聞いてくる息子にイライラすることも度々ありました。
なぜなぜ期の対応法
2歳差育児で家事に子育てにいっぱいいっぱいの毎日。
私だってイライラしたくない。
子供の成長に大切な時期を大切にしたい!
そんな思いから、子どもの知的好奇心を育てる対応ってどんな方法があるんだろう?と調べてみました。
- 質問されたときに答える(後回しにしない)
- わからないことがあったら一緒に調べてみる
- 何度でも答えてあげる(前にも言ったでしょ!はNG)
参考サイト:すくコムNHKエデュケーショナル
1.質問されたときに答える
子どもの質問には、なるべく質問されたその時に答えてあげましょう。
後回しにしてしまうと、子どもがその質問自体を忘れてしまいます。
忘れてしまうだけでなく、質問した時に「あとでね!」と言われ対応してもらえなかった…というマイナスのイメージが子供に残ってしまうのです。
子どもの「なんで?」は知的好奇心を育てる絶好のタイミング。
できれば手を止めて会話をしてあげるのがベストです。
ただ、知っておいて欲しいことが一つ。
それは、子どもの質問対して正確な答えを提示しなくても良いということ。
質問に対する答えの内容よりも、丁寧に対応することが重要です。
- ママ(パパ)が手を止めて僕(私)と話をしてくれた
- 一緒に考えてくれた
と、「ちゃんとあなたのことを見ているよ」ということが子供に伝わる対応が大切なのです。
特に2才3才は大人との会話自体を楽しんでいる時期。
四六時中の質問攻撃に適当にあしらってしまいたくなる時もありますが、ぐっとこらえて言葉のキャッチボールをしてみましょう。
4才~6才になるとある程度記憶力もつき、質問自体も高度になってきます。
忙しい時などは正直に「今は手が離せないから、後で一緒に調べてみよう(考えてみよう)。」と声をかけます。
調べるまでに、どんなことを調べたいか、自分はどう思うか考えてもらっていてもいいですね。
2.わからないことがあったら一緒に調べてみる
子どもに「なんで?」と聞かれたことが、パッとわからなかった場合や、調べたらわかりそうな内容だったら、ぜひ一緒に調べてみましょう。
図書館へ行って、いつもよく通る絵本の書架ではなく、小学生や中学生が調べ学習などで使うような本が並んでいる書架へGO!
その中からできるだけ写真や絵の多い本を選んで、お家で一緒に読んでみてください。
内容が難しい場合は、かみ砕いて幼児でもわかるようにして話します。
これを繰り返していると4才5才になった時、疑問を持ったことは自分で調べるようになりますよ。
例えば、私が夕飯の準備をしているときのこと。
この後息子は本棚へダッシュ!
魚の図鑑を持ってきて、アジってどれかな?と調べ始めました。
みさき家にあるのは小学館の図鑑NEOです。
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そして調べたことは、子ども自身がその場にいなかっただれか(みさき家の場合は夫)へ話をするようにしています。
そうすると、次の二つの良いことがあります。
- 自分の言葉で話す練習ができる:理解が深まる
- 話した相手から褒められる:自己肯定感がアップ
毎日子供からたくさん湧き上がってくる「なんで?」という疑問。
挙げられた「なんで?」の中に、具体的な疑問があったらぜひ親子で調べてみましょう。
3.何度でも答えてあげる(前にも言ったでしょ!はNG)
数十分後…
子どもって同じ質問を何度も繰り返すんですよね。
ベストな対応は、何度でも教えてあげることです。
でも、親だって人間。
こちら(大人)に余裕があれば毎回対応してあげることはできますが、疲れている時、体調がすぐれない時はイラっとしてしまうこともあるでしょう。
そんな時、
と言ってしみたくなる気持ちをぐっと抑えて、次にご紹介する必殺技を使ってみてください。
子どものなぜ?に対する必殺技
しかも、忙しい時に限って…子供の「なんで?どうして?」攻撃が始まる…
そんな時は、必殺技を使いましょう!
必殺技は、“オウム返し”
息子はニコニコ笑顔で立ち去っていきます(笑)
子どもの出した答えをそのまま一度口にしてあげると、ちゃんと話を聞いていることが子供に伝わりやすい。
見当違いな答えの時は、「そっかあなたはそう考えたんだね。ママはね~だと思ったかな!」と、一度息子の意見を受け止めつつ、正しい答えをお知らせするようにしています。
前出の段落でもお話ししたように、子どもは「話を聞いてほしい」「大人との会話をしてみたい」という欲求があるんです。
疑問に対する正確な答えよりも、そうした欲求をまず満たしてあげましょう。
子どもの「なんで?」に対して「なんで?」と返してみる。
すると、子どもならではの自由な発想でこちらが思いつかないような、面白い答えが返ってきます。
「どうしてそう思ったの?」「それで?それで?」
と、家事に手を動かしつつ、子どもの出した答えに耳を傾けてみてください。
- 「あなたの話を聞いているよ」と子供に伝わる
- 想像力が育まれる
- 論理的思考力が育まれる
必殺技を使いつつ、息子のなぜ?に向き合った結果
イライラする時もありましたが、上記の方法で、息子のなぜ?に向き合うこと1年半。
息子が4才8か月になる頃には、とても具体的な質問が出てくるようになりました。
燃えるごみはどこで燃やしているんだろう?
なぜなぜ期が始まった3才のころには考えられなかった、とても具体的な質問ですよね。
この質問について、後日息子と図書館へ行って調べ学習をした様子は、「5歳6歳のなぜなぜ期|子どもの質問への対応法と答えを見つけるための4大アイテム」の記事で紹介しています。
図書館やネットでも調べやすいし、学びにつながる疑問。
こうした「なぜ?」は今後もしっかり拾っていきたいです。
おわりに
頭がおかしくなりそうなくらい繰り返される、なぜなぜ期の子どもからの質問。
でも、どうしてそんなことを言うのか、なぜなぜ期があることの意味を知ると少し気持ちが楽になりませんか?
子どもの「なぜ?」は知的好奇心を育てる絶好のチャンス!
必殺技のオウム返しを使いつつ、しっかりと向き合ってあげて欲しいなと思います。
具体的な質問が出てきたら、ぜひ一緒に調べてみてください。
題材はなんであれ、知る楽しさを感じてもらう良い機会です。
幼児期の今、
- 知的好奇心
- 論理的思考力
- 自己肯定感
といった、目には見えないけれど、とても大切な力をグングン育てていきましょう!