地図育とは文字通り、地図を使って学習をすることです。
小学生の頃、社会科の授業で地図を持って街探検をしたり、地理や特産物、県庁所在地などの勉強をしましたよね。
それを幼児期から絵本や知育玩具を使って、楽しく遊びながら色々覚えてしまおう!
ってわけです。
地図には子供を惹きつける魅力がいっぱい♡
今回はみさき家で行なっている地図育をご紹介します♪
- 家族で旅行へ出かける方
- 知的好奇心を育てたい方
- “調べる”“知る”楽しさを伝えたい方
私が地図育を始めた理由
私が地図育を始めた理由は3つあります。
- 日本・世界は広いことを知って欲しい
- 知的好奇心を育てたい
- 息子自身が地図や国旗に興味を持ったから
では、1つずつ詳しく書いていきますね。
1.日本・世界は広いことを知って欲しい
子供が思っているよりも遥かに大きい世界。
みさき家、日常では家と公園、スーパーのトライアングルの中で生きています。
幼稚園へ行けば幼稚園という社会に、その後は小学校、中学校…と集団に属しますがそれまた小さな社会。
それが全てではないんだってことを知っておいて欲しい。
色々な人種・文化がある、今自分がみているものだけが全てではない。
子供たちには、広い視野を持っていて欲しいと思っています。
2.知的好奇心を育てたい
身の回りのものは全て地図育に使うことができます。
食べ物は産地、衣料品などもMADE IN◯◯と国が記載されていますよね。
そこからこれはどこから来たのか、何故そこで作られているのか、どんな場所なのか、など学びを次々と広げていけるのが地図育の良いところ。
幼児期は身の回りにある具体的なものを素材に学ぶのが1番!
わかりやすいし、繰り返せるのでどんどん吸収していきます。
知る楽しさ、調べる楽しさも味わえます。
3.息子自身が地図や国旗に興味を持ったから
息子が1歳代の頃、よく行く子育て支援センターに世界地図と国旗が貼ってありました。
支援センターのおもちゃでもよく遊ぶのですが、毎回必ずこの世界地図の貼ってあるところへ行って、眺めたり、国旗を1つ1つ指差したり…
なんだかニコニコとても楽しそうだったのです。
その後、天気予報の日本地図に興味を持つようになり、
街を歩くと目にする防災マップ(現在地と避難場所を示す地図)の前で必ず止まって自分の位置と家の方向を確認するようになりました。
男の子なので車や電車が大好き。
家でも線路を組み立てたりするからか、地図が好きなのかな?と感じ、地図育を取り入れていこうと思いました。
購入した「ちずえほん」
みさき家には地図育に使っている本が2冊あります。
ぬりえずかん せかいのこっき
私が初めて購入した地図育用の絵本は、「ぬりえずかん せかいのこっき」です。
現在は廃盤になっており、手に入れるのは難しいです。
私は偶々バーゲンブックで出品されていたタイミングで購入する事が出来ました。
私が色についての豆知識を得ている本は「マンガでわかる色のおもしろ心理学2」です。
おさるさんが面白楽しく色についての豆知識を教えてくれます。
話が逸れてしまいましたね(・・;)
話を元に戻します。
2歳〜3歳の頃には「せかいのこっき」のぬりえのページをコピーして、国旗のページを見ながら同じになるように塗ったり、
自由に塗ってオリジナルの国旗をつくってみたりしています。
作った国旗を楊枝に付けて、オムライスなどにさしてお子様ランチを作ってあげるととても喜びますよ♡
にっぽんちず
息子が4歳(年少)の時に購入したのがこの「にっぽんちず」絵本です。
私がこの「にっぽんちず」絵本に決めた理由は3つあります。
- ひらがな表記であること
- 特産物などが絵で表記され、わかりやすいこと
- 白地図があること
年少だった息子はまだ平仮名しか読む事ができませんでした。
そのため、都道府県名などが平仮名表記のものを選びました。
特産物や都道府県の花・木・鳥などはカタカナ表記ですが、目次もほぼ平仮名なので息子が自分で調べやすいです。
沖縄から順に北海道まで、地方ごとにまとまって紹介されており、
各都道府県のページでは特産物や文化、郷土料理などがイラストで記載されていて、簡単な解説もあります。
例えば、沖縄県には首里城跡がありますね。
子供に、「沖縄には首里城跡があるんだよ」って言っても何のことか全くわかりません。
この本なら那覇に県庁のマークが書いてあり、そこから線を引っ張って首里城跡のイラストと説明が少し書いてあります。
イラストもとても分かりやすいので、目で見て見ていても面白い。
日本の海流や気候、都道府県の大きさベスト5など、幼児期には十分すぎる情報量がぎゅっと詰まった1冊です。
また、1ページ目に「世界の中の日本」が設定されており、簡単な世界地図が載っています。
世界との繋がりを知るためにも、世界地図のページがある点も気に入りました。
巻末には折畳み式の白地図が付いているのですが、
この白地図付きなのが非常に高ポイントで良かったです。
その理由は下記の「にっぽんちずの使い方 3」でご紹介します。
「にっぽんちず」購入後まず始めにやったこと
「にっぽんちず」の本を購入後、まず始めにやったのは、
自宅の位置・両家実家の位置に印を付けることです!
使用したのは100円均一で販売されている丸シール。
今回は小(8ミリ)サイズを使用します。
1440枚入って100円です♪
1〜2歳の頃は大サイズを使ってシール貼りをしていましたが、4歳にもなると小サイズをきちっと指定の場所へ貼れるようになります。
みさき家では赤色の丸シールに家のイラストを描き、自宅の位置に貼りました。
そのあと、両家祖父母の家も該当する都道府県のページにシールを貼りました。
同じように、白地図にも自宅の場所にシールを貼りました。
自宅と私の実家は車で1時間の距離です。
息子にとってはそれが“遠い”と感じる距離。
でも、日本地図で見てみると、とても近いのです。
私はこのようなことを子ども自身が自分で気づく・分かるのが大切だと思っています。
「にっぽんちず」の使い方
みさき家では3通りの使い方をしています。
- 絵本として読む
- 身の回りのものやテレビで見聞きした時調べる
- 旅行などお出かけの前後の学習などに使う
この3つです。
1.絵本として読む
みさき家では「ぬりえずかん せかいのこっき」も、「にっぽんちず」も他の絵本と同じ本棚にしまってあります。
そのため今日はどの絵本を読む?という時、絵本の一冊として子供達が持ってきます。
特に「にっぽんちず」は絵が中心なので、眺めるだけでも楽しいようです。
年中になった息子はカタカナも覚えたので、全て自分で読めるようになりました。
2.身の回りのものやテレビで見聞きした時調べる
スーパーで買ってきた食材に◯◯県産と書いてあると、これはどこかな?と一緒に調べるようにしています。
イチゴやお米、野菜類は産地が大きく書いてあるものが多いので、息子自身がよく気づきます。
あとは、天気予報を聞いていて耳に入ってきた地域を調べたり、
レジャー施設が紹介されると、これはどこだろう?遊びに行けるかな?と絵本を本棚から引っ張り出してきて調べています。
3.旅行などお出かけの前後の学習に使う
私が1番やりたかった地図いくはこれです。
みさき家は年に一度、夏に家族で旅行をします。
旅行に行く前の事前学習として、旅行する場所に、上でご紹介した丸シールを貼ります。
ちずえほんで旅先の都道府県の特産物や文化などを調べ、実際に行くところは県内などの地域なのか確認します。
るるぶなどの旅雑誌では旅先でやりたい事はあるか、何を食べたいか、など要望を聞き、一緒に計画を立てます。
旅行中は思いっきり楽しむ!
調べてきたことが実際はどうなのか見てみる。
帰宅したら、該当のページにチケットの半券や写真を貼ったりして振り返りをし、必要なことは「にっぽんちず」の絵本や白地図に書き込んでいく。
こうして、オリジナルの地図の本を作るのがみさき家のやり方です。
今はまだ子供も小さいので近場旅行が多いのですが、子供の成長とともに少しずつ旅行先も遠くに設定して、
出来るだけ沢山の都道府県を巡らことができたらなと思っています。
おわりに
みさき家の地図育は如何でしたでしょうか?
最初は少し面倒に感じてしまうこともあるかもしれません。
でも、何度かやっていると、子供が自ら進んで調べたり、分かったことを報告してくれるようになります。
- 身の回りの事にアンテナを張り、疑問を持つこと【知的好奇心】
- 疑問に思ったことをすぐに調べる習慣
この2つは今後の学習においても大いに役立つ力。
身近に沢山題材のある地図育は、知的好奇心を育てるのにぴったりな幼児教育です。
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