あなたは、幼児期にできる『算数が得意になる遊び』があることをご存知ですか?
算数が得意になる遊びは、ズバリ迷路遊びです。
私は、運筆力・集中力の向上にと思って迷路遊びを積極的に取り入れていたのですが、迷路遊びで育まれる力は他にもあることを知りました。
- 運筆力
- 集中力
- 判断力
- 推理力(先を見通す力)
- 忍耐力
- 論理的思考力
このことを知ってからは、よりこれらの力を伸ばせるようなドリル選びをするようになりました。
2歳の頃からたくさんの迷路を解いてきた息子は現在5歳。
タブレット教材のRISUきっずを2週間で制覇し、小学生の算数の分野を扱うRISU算数にも取り組んでしまうほど、数字大好き・計算大好きに育ちました。
今回は、
- なぜ迷路遊びで算数が得意になるのか
- おすすめの迷路ドリルと進め方
についてまとめてみました。
迷路遊びで算数が得意になる理由
まずは迷路遊びと算数がどのように関係しているのかご説明しますね。
そもそも、算数が得意な子と苦手な子の差は何だと思いますか?
算数の得意不得意は生まれつきとか、算数のセンスのありなしではないんです。
差が生まれる原因は演習量。
“算数の問題は何度も解くとすぐに解けるようになる”
何度も何度も問題を解くことで、解くための思考回路が構築されていきます。
初めての問題が解けたとき、パズルのピースがぴったりとハマったような感覚になったことはありませんか?
この感覚が、解くための回路ができた瞬間!
でも、できたばかりの回路は弱く、すぐに忘れてしまいます。
そこでたくさん演習することで、できた回路が太く丈夫に成長。
太く丈夫な回路ができてしまうと、処理能力が上がり、問題をみてパッと解答方法が頭に浮かぶようになるのです。
この過程で必要になってくる力は、
集中力や忍耐力、
問題を見てどのように解き進めていくのか判断する力、
AだからBというような論理的思考力。
そして分かった!解けた!というプラスの感情です(成功体験)。
これ、全部迷路遊びでできますよね?
- ルールに沿って道を外れないように進む→集中力
- どうしたらゴールまでたどり着けるのか考えながら進む→論理的思考力
- 何度も迷いながらも、道を進んでいく→忍耐力
- ゴールまでたどり着けた達成感→成功体験
何歳から迷路遊びはできる?
みさき家では、2才半~3才の頃迷路遊びを始めています。
迷路遊びのための準備
迷路遊びの前にお絵かきをたくさんして、書く楽しさを知ってもらいましょう♪
1歳代の小さなお子さんでも持ちやすいお絵かきグッズを使えば、意外と早いうちから楽しめます。
そして、鉛筆を持てるようになる前に迷路に興味を持ったら、クレヨンなどを使って取り組んでみるのも良いでしょう。
その際には、無料プリントを使うと便利です。
運筆や一番簡単な迷路を選んでみましょう。
クレヨンでたくさんお絵かき遊びをしていると、3歳前後になれば鉛筆を持てるようになります。
鉛筆デビューはくもんの「こどもえんぴつ」がおすすめ。
鉛筆の太さ・長さが幼児の手にぴったり設計です!
正しい持ち方が自然と身につきますよ。
鉛筆での運筆練習には、同じくくもんの「はじめるえんぴつ」というドリルがおすすめ。
どんなドリルなのかは「くもんのすくすくノートはドリルデビューにぴったり!」の記事をご覧ください。
鉛筆を持ち始める頃って、「お勉強」そのものに興味がある時期です。
ですから、この時期の書きたい!やってみたい!という子どもの気持ちを大切に。
子どもが「やりたい!」と言った時は運筆や迷路のドリルを用意してあげてください。
そして、できたら大きなハナマルを書いてたくさん褒めましょう。
こうした小さな成功体験を一つ一つ積み重ねていくと、取り組み自体が習慣になりやすく、それは学習習慣へとつながっていきます。
迷路ドリルの進め方
「迷路ドリル」と言ってもたくさんの種類のドリルが販売されています。
こうした経験はありませんか?
今回ご紹介するものはすべてみさき家で使ったもの。
ドリル選びの一つのヒントとなったらうれしいです。
Step1.迷路デビューはくもんの「はじめるめいろ 2~4才」
迷路デビューにおすすめの迷路は、くもんのすくすくノートシリーズの「はじめるめいろ 2~4才」です。
(※2020年に「NEWくもんのすくすくノート」として改訂され表紙等が写真とは異なります)
運筆練習から始まり、子どもが興味を持ちやすい動物などの絵の迷路が用意されているので、楽しく続けられます。
一方で、線のみで作成された一般的な迷路も動物迷路と交互に出題されるので迷路本来の楽しさも味わえるでしょう。
- 運筆の練習から始まる
- 目に優しい淡いカラー印刷
- 動物の迷路と、線のみで作られた一般的な迷路の2種類が交互に出題される
- スモールステップなので、挫折することなく自然と迷路ができるようになっていく
- 裏表印刷で32枚(64題)+ご褒美シール付きなのに、安い!
- 簡単な問題のみなので、あっという間に1冊終わってしまう
「はじめるめいろ」をやり始めたときは運筆するのがやっとだった子どもたち。
でも、この1冊を終えるころはしっかり迷路ができるように、しかも迷路大好きになっていました!
楽しく、無理なく続けられ、運筆力が育つので、迷路デビューにはくもんの「はじめるめいろ」が最適。
Amazonでは最初の迷路問題と最後の迷路問題の写真が確認できるので、この1冊でどのくらい成長するのかが分かります。
楽しくできる問題ばかりなので、64題ありますがあっという間に終わってしまうのが難点。
とはいっても、この時期にできるめいろドリルはどれも「すぐに終わってしまう」という悩みに行きつきます。
みさき家では消して何周もするので、紙質が厚くて丈夫な「すくすくノートシリーズのものを選びました。
書店でよく見かけるタイプのくもんドリルよりも厚手の紙なので破れることがなく、何より安いところお気に入り。
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step2.より難しい迷路に挑戦
くもんのすくすくノート「できるよめいろ4~6才」
(※2020年に「NEWくもんのすくすくノート」として改訂され表紙・タイトル等が写真とは異なります)
2冊目のめいろドリルに選んだのは、くもんの「がんばりめいろ」(2020年に改訂され、「できるよめいろ」になりました)です。
実は、「はじめるめいろ」と「できるよめいろ」の間に、「やさしいめいろ」というドリルもあります。
でも、「はじめるめいろ」の最終問題がスラスラできれば一つ飛ばして「できるよめいろ」へ進んで大丈夫。
「はじめるめいろ」と構成等は同じなので、お子さんもスムーズに「できるよめいろ」にステップアップできますよ♪
\最新版はこちら/
100円ショップのめいろ 各種
息子が2才過ぎた頃、100均でも幼児ドリルが販売されている!と、とても話題になりました。
問題の量は少ないですが、運筆・めいろ・条件めいろと、問題のバリエーションが多くてコンパクト。
お出かけの時にも大活躍でした。
- 無料プリントの印刷が面倒
- 手持ちのめいろドリルを消すのが間に合わない
- 電車は病院の待ち時間に
3・4歳 はじめてのおけいこノート③めいろ (学研)
いつも兄のおさがりドリルを使っていた娘に初めて購入したものがこの「3・4歳のめいろ」です。
- カラーで可愛いので子どもが興味を示しやすい!
- シールを貼って迷路を作る問題もアリ
- 条件めいろや立体交差のある迷路がある
- ご褒美シール・修了証付き
- めいろ自体のレベルは、くもんの「はじめてのめいろ」程度。
- 普通の迷路は簡単、条件めいろは3才には少し難しめ
イメージとしては、100均の迷路をボリュームアップしたような感じ。
立体交差のある迷路は算数脳を鍛えるのに効果的と言われていますし、同じものを見つけたりしりとりをしながら進む迷路では観察力も育ちます。
全てカラー印刷で、シール貼りの作業もあるので、3歳前後のお子さんにぴったりですよ。
季節や身近な動植物の絵が豊富なので言葉のお勉強にもなりました。
娘は、見たことのあるものを指さして教えてくれたり、散歩をしていてこれ一緒!とドリルで見たものを発見すると、とてもうれしそう。
しっかりと観察力が育ったようです。
Step3.条件めいろに挑戦しよう
めいろそのものに慣れてきたら、条件付きのめいろに挑戦してみましょう。
「幼児のできる子ドリル めいろ」
「小学生までにやっておきたい 幼児のできる子ドリル」シリーズ。
くもんの迷路よりも格段に道幅が狭くなっているので、より集中力が育ちますよ。
ただスタートからゴールまで進むのではなく、
- ゴールへ行けるのはどの子?
- 春の季節のものだけを通ってゴールへ行こう!
- 童話のお話の順に各場面を取ってゴールへ行こう!
- はしごや階段を使っためいろ
など、条件めいろも出てくるのが特徴です。
ただ道を進むだけの迷路に慣れてきたころ、こうした条件めいろを提示してあげると、迷路に対する興味がさらに湧いてきます。
条件めいろは普通の迷路よりも頭を使うので、たくさんやるうちに息子は考えること自体が大好きになりました。
普段からなんで?どうして?と疑問を発見し、自分で理由を考えているよう。
5歳を過ぎ、疑問も高度になってきて会話をしていると私もとても楽しいです。
(いくつかエピソードがあるので後日記事にしたいと思います)
迷路なぞぺー
幼児教育界ではとても有名な迷路ドリルですね。
考える力が伸びる条件迷路がたくさん載っています。
- カメラに映らないようにゴールを目指そう!
- 毒の沼地を通れるのは7マス分だけ!
- 宝物を指示された順にとってゴールを目指そう!
など、子ども心をくすぐる設定なので、楽しく取り組めます。
パッと見ると、絵もあるし短い迷路なので簡単♪と思いきや、条件を満たしながらゴールに行くためには頭を使うものばかり。
しかも、その難易度が絶妙!
「考える楽しさ」、「ゴールへ行けたときの達成感」を最も味わえるドリルです。
まとめ:めいろ遊びは算数脳を育てる!ドリル購入はAmazonがお得です♪
算数は日常で使うものですし、やはりできないよりもできた方が嬉しいですよね。
幼児期から詰め込むような勉強をしなくても、算数を学ぶ時に必要な力を楽しく育てられる方法があるならぜひ取り入れたい!と思いませんか?
算数を学ぶ時に必要な力は、
- 集中力
- 判断力
- 推理力(先を見通す力)
- 忍耐力
- 論理的思考力
これらの力を楽しく遊びながら育てるには、迷路遊びが最適です。
不思議なことに、幼児期の子どもはなぜかみんな迷路が大好き!
試しに1枚やらせてみると、もっと!もっと!とスイッチが入ります。
そんな時はぜひ今回ご紹介したドリルを手に取ってみてください。
購入される際はAmazonがお得!
- 普段から定価よりも値引きされて販売されている場合が多い
- Amazonギフト券を購入(チャージ)すると、チャージのたびに最大2.5%分のポイントがもらえます
めいろ好きになったら、絵本でも迷路遊びを楽しんでみましょう♪
次のページ>>おすすめの迷路絵本
最後までお読み頂き、ありがとうございました♪
◆遊びながら数の概念を身につける方法
◆算数の学習に必要な力を育てる方法
- Step1.お絵かきで筆記用具を使う練習をしよう
- Step2.鉛筆を使ってみよう
- Step3.簡単な迷路に挑戦してみよう(←今ココ)
- Step4.複雑な迷路や条件めいろに挑戦してみよう(←今ココ)
- Step5.めいろ絵本でいつでもどこでも迷路に挑戦♪
◆数を書いてみよう
◆図形のセンスを養う方法
◆RISUきっずで数の概念や算数脳が育ったか確認!
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