幼稚園の生活にも慣れてきたころ気になるのが「習い事」。
幼稚園のお迎えでほかのママと話をしていると、年中進級時に習い事を始める子がグッと増えた印象です。
進級から2か月がたち、新しいクラスにも慣れてきた頃のこと。
体力があり余っている様子の息子と、習い事について話し合いました。
相談・体験を経て決めた習い事はピアノ！
今ではほぼ毎日ピアノに向かい、20～30分弾いています。
「好きこそものの上手なれ」
月２回のコースに通っていますが、レッスン開始から２か月で両手で弾けるようになりました！
でも、ピアノを習い始める前は悩んだり、迷うこともたくさんありました。
- 家での練習は電子ピアノでも大丈夫？
- 続けられるかな？
- どれくらい費用がかかるんだろう？
- 家から通える範囲にどんな教室があるのかな？
などなど。
そこで、今回は息子の習い事について以下の３点について書いてみました。
- 習い事にピアノを選んだ理由
- ピアノ教室の探し方
- ピアノのレッスン開始時にかかった初期費用
習い事を検討中の方の参考になったらうれしいです。
習い事にピアノを選んだ理由
習い事を始めるのにはいくつか理由がありますよね。
- 苦手を克服してほしい
- 仲の良いお友達と一緒に頑張りたい
- 園や家ではできないようなことをしてみたい
- ○○をできるようになりたい
子供の”得意”をさらに伸ばすのか、”苦手”を克服するのか…
これに加えて私には秘かな思いがありました。
間近で見ている親では気づけない子供の成長ってありませんか？
習い事は数年続けて、子供の良い面・悪い面を共有できる指導者と出会えたらいいなと思っていたのです。
みさき家の場合は「初めての習い事」だったので、子どもの”好き”や”やってみたい”という気持ちを優先して考えようと夫と話しました。
そこで息子に直接聞いてみたんです。
オセロを習えるところは…見つからず、近くの将棋教室は早くても小学校1年生から。
残るはピアノ。
ピアノは、
- 息子の性格にも合っていそう
- 私がやらせたかった習い事
- 半年前くらいからキーボードに興味を持ち始め、購入を検討していた
ということで、息子がやりたいをと言ってくれて内心とても嬉しかったです。
また、一般的にピアノを習うことで以下のような効果があると聞いたことがありませんか？
- ピアノを弾けると頭がよくなる
- 学校の音楽祭での伴奏など活躍の場がある
- 生涯、趣味として音楽を楽しめる
習い事はピアノだけで十分というほど、脳を使うようですね。
ピアノは長く続けられるものですし、「長期にわたって息子の成長を共有できる場」としてもぴったり。
そこで、まずはピアノ教室でレッスンの体験をしてみることにしました。
関連記事：コドモブースターで子供の習い事探し。習い事の無料体験・アンケート回答でAmazonギフト券が貰えるキャンペーン
探していたピアノ教室の条件
- 生涯、趣味としてピアノや音楽を楽しむ土台が作れそうな個人教室子
- 子どもが自転車で通える範囲
- 月謝は6,000円程度
これら条件を満たしつつ、息子に合った教室がないかと、幼稚園の放課後教室や、ネット、近所を散策するなどして探しました。
条件1．ピアノや音楽を楽しむ土台を作れる
お友達と一緒にやるのと先生と二人っきりなのとどっちがいい？
息子の意見に加えて、私から見ても人見知りで引っ込み思案な息子の場合は集団よりも個人レッスンがあっていると思いました。
ゆえに、ピアニストを目指すようなレッスンを受けられる教室ではなく、息子のピアノに対する興味を一層高めてくれるような個人教室を探すことにしたのです。
条件2．子どもが自転車で通える範囲
できれば自宅から徒歩で通えるところだと嬉しいのですが、遠くても子供が自分で自転車をこいでいける範囲の中で教室を探すことにしました。
条件3．お月謝は6,000円程度
みさき家は子どもが二人。
二人とも平等に習い事をさせたいですし、今後ほかにやりたい習い事が出てくる可能性も考えるとお月謝は6,000円程度が目安かなと考えました。
ピアノのレッスン料金の相場は5,000〜8,000円。
レベルが上がるにつれてお月謝が上がったり、大手の教室だとレッスン料にプラスして施設利用料も必要。
楽譜代や発表会などにもお金がかかるので余裕を持った予算設定をしておきましょう。
体験レッスン時の確認事項
１～２週間かけて自宅周辺にどんなピアノ教室があるのか調べました。
大手から個人教室まで見つかった教室は８つ。
この8つの教室の中から、先ほど挙げた3つの条件に合致する4つの教室に体験レッスンの申し込みをしてみました。
私が、申し込みから体験レッスンの当日にチェックした7つの項目はこちら。
- 問い合わせた時の対応
- 自宅から教室までの道のり
- 教室周辺の環境
- 教室の雰囲気
- 先生のスタンス
- レッスン中の息子の様子
- 息子本人の感想
体験の申し込み一つをとっても教室によって様々です。
子どもの習い事なので親が先生とやり取りすることがほとんど。
基本的なマナーや価値観が合わない指導者だと家と教室でのギャップを生みますし、安心して子供を送り出せませんよね。
電話やメールで問い合わせた時にどのような対応なのかしっかり見ておきましょう。
メールの問い合わせから申し込むようになっていてアポを取ったのですが、返事に１週間かかる教室もあったり、
ホームページの更新が滞っていて、話を聞いたらレッスン時間やお月謝が全然違ったなんてところもありました。
体験当日はホームページや電話・メール対応ではわからない点をしっかりチェックしましょう！
子どもへの接し方や、教室の雰囲気、可能ならお手洗いも見てみてください。
幼児OKの教室なら、手洗い場に踏み台が用意されていたりと配慮があるとポイントアップ♪
息子にはピアノが上手になること以上に、時間を守る・整理整頓・目上の人への接し方など、
基本的なマナーを身につけてほしいので、そうしたことができていないなと感じた教室は候補から外しました。
またみさき家の場合、コンクールを目指すような指導ではなくて、長くピアノや音楽が楽しめる土台作りが目的。
この、ピアノを習う目的と先生の指導方針にギャップがないか、先生と直接お話をして確認しました。
質問事項があったら、この時に確認しましょう。
私は次の4つの質問をしました。
- 家での練習は電子ピアノでも大丈夫か
- レッスンが進むにつれて月謝は上がるか
- 園や学校行事でレッスンに行けない場合、振替できるか
- 発表会の頻度・費用・参加は自由か
先生の印象もいいし、息子との相性もよさそうで、電子ピアノOKですよ～という教室の体験に行った時のこと。
先生と直接話をして、戸建てに住んでいることを伝えたら…
「アップライトおけるじゃない♪値段も電子ピアノとそんなに変わらないからアップライトにしましょう♪」
とおっしゃりました。
電子ピアノについても先生おすすめのものを聞いてみましょう。
AB2つの教室で以下のように言われたとき、あなたならどちらの教室を選びますか？
A教室→○○メーカーの△△か□□（どちらも10万円以上するもの）で！
B教室→私は●●をお勧めするけれど、ピアノタッチで88鍵盤あれば大丈夫！（キーボードは不可）
A教室よりもB教室のほうが生徒に合わせて柔軟に対応してくれそうなので、みさき家はB教室を選びました。
（そもそもA教室で指定されたものは予算的に買えないです💦）
4つの教室を一緒に比較してしまうと5才児は混乱してしまうので、1つの体験に行ったらその都度感じたことを整理するようにしました。
- 体験してみて楽しかった点
- 教室や先生の印象
- 嫌だなと思うことはあったか
この3点について息子と話して整理し、2か所目からは前回と今回どちらの教室が好きか、2教室の比較をしました。
そして、4つの教室の体験レッスンを経て息子に希望を聞いたところ、私が一番いいなと思っていた教室と合致！
夫に話をして、その教室に通うことを決めました。
ピアノを習う場合の初期費用はいかほど？
決めた教室は、入会金はなし♪
月二回でレッスン時間は30分/回、お月謝3,500円ととてもリーズナブル。
最初の教本代は２冊で3,000円弱。
レッスンバックは、息子の図書館用にと以前手作りしていたトートバックがぴったりだったのでそれを使うことにしました。
電子ピアノはヤマハの下位モデルを購入。
鍵盤もピアノタッチでしっかりと重みがあるし、音も素人にはアップライトとの違いはわかりません。
私の実家にはアップライトのピアノがあり、実母もピアノが弾けるので購入した電子ピアノを見てもらったら…
「本物のピアノとの違いが分からない！調律も必要ないし、場所も取らないし、電子ピアノ良いね！！」
と絶賛されました。
教本以外に一点だけ、最近購入したものがあります。
先生のことろで、教本を留めるクリップを見た息子。
便利なので、一緒に楽器屋さんへ行って購入してきました。
店舗で購入するより、アマゾンのほうが安かったです💦
発表会は参加自由、費用は1万円程なので、家計にも優しい教室が見つかりました☆
おわりに
この記事を執筆している現在、息子はピアノを習い始めて３か月経ちました。
息子はピアノが楽しくてしょうがないようで、毎日のように練習をしています。
中でも、私と連弾をするのがとても嬉しいみたい。
先生との関係も、最初は緊張していたようですが、少しずつ慣れてきてレッスンものびのびとできるようになりました。
子供二人を連れて体験レッスンを回るのはとても大変でしたが、あの時妥協せずに探し回ってよかったなと思います。
習い事を決めるときは、体験を受けてみて親子が納得して始めることが大切！
家に響く息子のピアノの音を聞きながら、夕食の準備をするのがとても心地良い今日この頃。
私も程よい距離感で
息子をサポートして、習い事が長く続いたらいいなと思っています。
▼ピアノを習って1年後の息子の様子はこちらの記事で▼
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