「タングラム」は遊びながら楽しく図形の基礎が身につく知育玩具です。
くもんのタングラムのおもちゃが有名ですね。
既製品はキレイだし、使いやすいのですが…
という私は、100円ショップで材料を購入して324円で手作りました♪
今回は、次の2点についてご紹介します。
- タングラム遊びのメリット
- 3才〜5才向け、324円でできるタングラムの作り方
みさき家では移動中や病院の待ち時間にも活躍している手作りタングラム。
息子も3才のころからタングラムで遊んでいたら、5才の今、小学3年生で習う展開図の問題が解けるまでになりました。
関連記事:「幼児でも小学生の算数が解けちゃう!?RISU算数体験レポ」
お絵かきや工作も平面から立体へ。
作るものも複雑になってきており、幼児雑誌や園から持ち帰る「あんふぁん」の工作付録は一人で作れるようになりましたよ♪
お子さんと手作りタングラムで遊んで、グングン図形センスを育てちゃいましょう♪
タングラムとは
タングラムとは、正方形の板を三角や四角など七つの図形に切り分け、様々な形を作って楽しむパズル。
コトバンクより引用
ピースは単純な形だけなのに、組み合わせ方によって様々な形が作れてしますところが面白く、大きな魅力。
タングラムで遊ぶメリット3つ
タングラムで遊ぶことで得られる効果は次の3つです。
- 考える力・集中力がつく
- 達成感が得られる
- 図形感覚を養える
問題に対してどの形をどこへ置いていけば完成するのか、よく考える力がつきます。
タングラムはピースとピースをはめる場所は同じ大きさで、問題の形が完成したら正解。
子どもにとって、とてもゴールが分かりやすいんです。
また、間違った置き方をした時も、図からピースがはみ出てしますので、間違っていることも子供の目で見てよく分かる。
こうしたタングラムのわかりやすさは子どもが楽しく取り組むうえでとても重要です。
そして、自分の考えた配置を実際に目の前で再現し、違った場合は他の案を考える。
試行錯誤しながら、問題の図とぴったり合った図形を作れた時の「できた!」という達成感は子どもの自信になりますし、「もっとやってみたい!」という向上心にもつながります。
タングラムの最大のメリットは図形感覚を養えるところ。
幼児期から図形を使った遊びをしておくと、小学生以降図形の問題を見た時に感覚で解けるんです。
私自身もタングラムなどの図形遊びを幼少期によく行っていたのですが、学生時代の一番の得意科目は数学でした。
中でも図形の問題が得意で、補助線をひいて解いていくような問題は、図を見るとパッと頭にその線が浮かぶんです。
また、断面図の問題も頭の中で立体図形が切れていくイメージが自然と浮かんできます。
このように、幼少期から楽しく図形に親しんでおくことは、数学が得意になる一つの要素となりえると思うのです。
楽しく遊びの中で学んだことに対して、脳は非常にポジティブに反応します。
そうした下地が作られていると、算数や数学の図形を見た時にもポジティブに向き合えるので、得意になるのでしょう。
いいこと尽くしのタングラム遊び。
ぜひ身近においてほしい知育玩具です。
今回ご紹介するタングラムは、100円ショップで手に入るもので簡単に作れますので、ぜひ挑戦してみてください。
タングラムの作り方
準備するもの
準備するのは次の6点です。
- はさみ(またはカッター)
- マグネットシート
- ホワイトボード
- 収納袋
- えんぴつ
- 定規
タングラムの作成手順
タングラムは簡単3ステップで作れます。
- タングラムの図形を入手
- マグネットを切り出す
- 問題を印刷する
これだけです。
では、一つ一つ詳しく見ていきましょう。
1.タングラムの図形を入手する。
私は「おすすめプリントサイト3選」でご紹介した、「ちびむすドリル」を使って図形をマグネットに写しました。
ちびむすドリルのタングラムのページにプリントアウトできる素材があるので50%の倍率で印刷。
マグネットにセロハンテープで仮止めしました。
好きな大きさで作りたい場合は、「3分で読める知育マガジンChiik!」のサイトを参考に作ると分かりやすいです。
2.マグネットを切り出す
仮止めしておいた線の通りに切り出します。
通常のカッターでも切れますが、マグネットは意外と固く、何度も線の上を切らないといけないので大きめのカッターがあると便利。
大きめのカッターがない場合は、キッチンバサミを使うと簡単に切れます。
マグネットシートの厚みだけでは扱いづらいという場合には、マグネットを段ボール等に張り付けつけるとより使いやすくなりますよ。
3.問題の印刷
タングラムの問題もちびむすドリルのタングラムのページに31題あります。
タングラムのピースを作るときに印刷した倍率で問題も印刷しましょう。
以上で手作りタングラムは完成です!
みさき家にはラミネーターがないので、問題シートはコピー用紙のままですが、ラミネーターをお持ちの場合はラミネートしてあげると丈夫で長持ちします。
手作りタングラムの遊び方
問題に使用するピースが示されているので、はじめはお子さんと一緒にピックアップしましょう!
問題を解く他にも、
- ピースでオリジナルの形を作る
- ホワイトボードマーカーを使って形に絵を書き足して遊ぶ
というように遊ぶことも可能なので、ぜひいろんな楽しみ方をしてみましょう♪
おわりに:タングラムは幼児期にやっておきたい図形遊びの一つ
100円ショップで手に入る材料で簡単に作れるタングラム。
タングラムの遊びは、考える力や集中力がつき、達成感が味わえます。
さらに、図形感覚・図形センスを身につけられるので、今後算数や数学を学ぶ上でとても大切な土台となってくれるでしょう。
タングラムは、
- 幼児でも楽しく・自然と図形遊びができる
- たった7つのピースから、たくさんの種類の形を作れる
子どもが飽きにくい取り組みの一つとなってくれます。
みさき家では、病院の待ち時間に重宝していますよ。
マグネットで手作りすることで、持ち歩きやすいサイズかつ、膝の上でも楽しめるのがメリットです♪
今回ご紹介した手作りタングラムは、ピースが小さめで角がとがっているため、3歳未満の小さいお子さんがいる方はご注意ください。
2才代からタングラムを始めたい!という方は、ピースが大きくて扱いやすく。安全性も配慮されているくもんのNEWタングラム」がおすすめです。
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